1964年4月発表の1stアルバム。
全英1位、全米11位を記録。
日本ではキング・レコードから同年12月に邦題「これがリヴァプール・サウンドの決定盤 !! ザ・ローリング・ストーンズ」で発売。
英国ではBeatlesの「with the Beatles」を蹴落とし、5月2日付から12週間連続No.1をキープ。
米国では11位を記録。
(A面)
1. Tell Me
2. I Just Want to Make Love to You
3. Honest I Do
4. Mona (I Need You Baby)
5. Now I've Got a Witness
6. Little by Little
(B面)
1. I'm a King Bee
2. Carol
3. Route 66
4. Can I Get a Witness
5. You Can Make It If You Try
6. Walking The Dog
ミック・ジャガー、キース・リチャード、ブライアン・ジョーンズ、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ
≪参加ミュージシャン≫
イアン・スチュワート、フィル・スペクター、ジーン・ピットニー
≪プロデューサー≫アンドリュー・ルーグ・オールダム
●「12 X 5」
1964年発表。
アメリカでは、2ndアルバム。
ビルボード・アルバムチャートで3位を記録。
ストーンズがマディ・ウォーターズやチャック・ベリータチらを尊敬しているのは、知ってるよね。
彼らが所属していたチェス・レコードでレコーディングした「12×5」は、「12曲を5人で演奏した」という意味。
ロックンロールやリズム・アンド・ブルースのカバーがメインですが、ストーンズの彼らに対する憧れや尊敬が感じられる素晴らしいアルバム。
ミック・ジャガーとキース・リチャーズの共作三曲も収録。
また、タイガースやテンプターズ等・・・、日本のグループサウンドにも多大な影響を与え、Time Is On My Side、Good Times, Bad Times等が収録されています。
A面
1. Around And Around
2. Confessin' The Blues
3. Empty Heart
4. Time Is On My Side
6. It's All Over Now
B面
1. South Michigan Avenue
2. Under The Boardwalk
3. Congratulations
4. Grown Up Wrong
5. If You Need Me
6. Susie Q
イギリスでは3枚目、アメリカでは4枚目のアルバムとして1965年に発売。
米国では、先行シングル
「 Satisfaction」の大ヒットにより、アルバムはUSビルボード・チャートでグループ初の1位を獲得(3週連続)。
UKチャートでは、Beatlesの「Help!」に次ぐ2位を記録。
2002年に「ローリング・ストーン」誌のグレーティスト・アルバム500で114位に選出。
《収録曲》
A面
1. (I Can't Get No) Satisfaction
2. Cry To Me
3. Play With Fire
4. The Spider And The Fly
5. One More Try
B面
1. The Last Time
2. Mercy, Mercy
3. Hitch Hike
4. That's How Strong My Love Is
5. Good Times
6. I'm All Right
≪メンバー≫
ミック・ジャガー、キース・リチャード、ブライアン・ジョーンズ、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ
≪参加ミュージシャン≫
イアン・スチュワート、フィル・スペクター、ジャック・ニッチェ
1966年発表。
イギリスでは4作目、アメリカでは6作目となる。
全英1位、全米2位を記録。
本作からミック・テイラーが加入。
シングルカットされ全米8位を記録した「Mother's Little Helper」は、経口避妊薬の中毒に陥る主婦についての曲で当時相当物議を醸したとか・・・。
《収録曲》
A面
1. Mother's Little Helper
2. Stupid Girl
3. Lady Jane
4. Under My Thumb
5. Doncha Bother Me
6. Goin' Home
B面
1. Flight 505
2. High and Dry
3. Out of Time
4. It's Not Easy
5. I am Waiting
6. Take It or Leave It
7. Think
8. What to Do
≪メンバー≫
ミック・ジャガー、キース・リチャード、ブライアン・ジョーンズ、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ
≪参加ミュージシャン≫
イアン・スチュワート、ジャック・ニッチェ、フィル・スペクター、マイク・リーンダー・オーケストラ
●Big Hits (High Tide and Green Grass)
1966年発売。
初期のシングル・ヒットを中心に収録したストーンズ初のベスト・アルバム(US編集)。
若き日のミック・ジャガー、キース・リチャードの傑作や秀逸のカヴァー曲収録。
全英では4位、全米で3位を記録。
《収録曲》
A面
1.マザー・イン・ザ・シャドウ
2.黒くぬれ!
3.イッツ・オール・オーヴァー・ナウ
4.ラスト・タイム
5.ハート・オブ・ストーン
6.ノット・フェイド・アウェイ
7.カム・オン
8.サティスファクション
9.一人ぼっちの世界
10.アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
11.19回目の神経衰弱
12.レディ・ジューン
13.タイム・イズ・オン・マイ・サイド
14.リトル・レッド・ルースター
このLive盤は、1966年に発表されたRolling Stonesの記念すべき貴重なファーストLiveアルバムなんだけどね・・・、StonesのメンバーはLive盤の出来に不満で、このアルバムの存在を完全否定しているというアルバムなんです。
因みにStonesが公式ライブ・アルバムと言っているのは、1970年に発表された「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」だそうです。
で、このアルバム曰く付ではありますが、針を落した1曲目から凄まじい迫力で始まり、怒涛の如くスピード感にあふれた、とにかく若々しいストーンズのエネルギッシュなLive盤なんです。
初期ストーンズの疾走感溢れる演奏、凄まじいファンの熱狂が詰め込まれた、歴史的価値の高い作品だと思います。
このLive盤はアメリカでのみ発売され、チャートでは6位となり、ゴールド・アルバムを獲得。
とにかく最高のLive盤だと思いますよ!
≪収録曲≫
A面
1. アンダー・マイ・サム
2. 一人ぼっちの世界
3. レディ・ジェーン
4. ノット・フェイド・アウェイ
5. 恋をしすぎた
6. フォーチュン・テラー
7. ラスト・タイム
8. 19回目の神経衰弱
9. タイム・イズ・オン・マイ・サイド
10.アイム・オーライト
11. マザー・イン・ザ・シャドウ
12. サティスファクション
1967年発表のUKで5作目のアルバム。
全英で3位、全米で2位を記録。
リコーダー、アコーディオン、マリンバ等、ブライアン・ジョーンズは引き続き幾つもの楽器を操り、楽曲はよりバラエティ豊に実験的な色を浮かべる。
【Personnel】
ミック・ジャガー (vo, harp他) / キース・リチャード (g, b, p, org, vo) / ブライアン・ジョーンズ (g, harp, key, marimbas, accordion, recorder他) / ビル・ワイマン (b) / チャーリー・ワッツ (ds, perc)
【Additional Musician】
イアン・スチュワート (p, org) / ジャック・ニッチェ (key) / ニッキー・ホプキンス (p)
【Producer】
アンドリュー・ルーグ・オールダム
≪収録曲≫
1. イエスタデイズ・ペイパー
2. マイ・オブセッション
3. バック・ストリート・ガール
4. コネクション
5. 甘いほほえみ
6. クール・カーム・アンド・コレクテッド
7. オール・ソールド・アウト
8. プリーズ・ゴー・ホーム
9. 眠りの少女
10.コンプリケイティッド
11.ミス・アマンダ・ジョーンズ
12.昨日の出来事
●「Their Satanic Majesties Request」
1967年発表。
同アルバムは、グループ初のセルフ・プロデュース作品で記念すべきアルバムです。
アメリカおよび数カ国で「イン・アナザー・ランド/ランターン」と「シーズ・ア・レインボー/2000光年のかなたに」がシングルカット。
キース自身は「シーズ・ア・レインボー」、「2000光年のかなたに」、「シタダル」の3曲が好きとか・・・。
UKアルバムチャートで3位、USビルボード200で2位を記録。
その他、ドイツで4位、ノルウェーでも2位になりました。
≪収録曲≫
SIDE A
1. Sing This All Together
2. Citadel
3. In Another Land
4. 2000 Man
5. Sing This All Together (See What Happens)
SIDE B
1. She's a Rainbow
2. The Lantern
3. Gomper
4. 2000 Light Years From Home
5. On With the Show
ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズ、ビル・ワイマン、チャーリー・ワッツ
参加ミュージシャン: ニッキー・ホプキンス 、ジョン・ポール・ジョーンズ、ロニー・レイン、スティーブ・マリオット エディ・クレイマー
●「Black And Blue」
「Black And Blue」は、1976年に発表。
ミック・テイラーの後任として正式にロン・ウッドが参加したストーンズ・レーベル5枚目のアルバム。
このアルバムからシングルカットされた「愚か者の涙」が世界的にヒットし、アルバム自体もUKで2位、USAでは4週間1位の座を占め、プラチナ・アルバムを獲得しました。
全体的には派手さはありませんが、“大人のロック”が感じられます。
好きな酒を飲みながら聴くと最高ですよ!!
● 「Doom And Gloom」
2012年11月発表の50周年記念オールタイム・ベストアルバム「GRRR!」からシングルカットされた新曲が「DOOM AND GLOOM」。
映画「ダイハード/ラスト・デイ」のエンディング・テーマ曲に使われていています。
アルバム「GRRR!」は、イギリスで3位、アメリカで19位を記録。
ドイツやオーストリアでは1位を獲得したそうですよ!
僕が一番最初にストーンズを聞いたのが、1964年の「Tell Me」。
それから50年も経ったんですね・・・・。
2012年現在、Mick Jagger 69歳、Keith Richards 68歳、Charlie Watts 71歳、Ronnie Wood 65歳・・・・、平均年齢68歳ですよ!!
もう・・・、感慨無量です・・・。
「DOOM AND GLOOM」、高齢者とは思えないほどのカッコよくセクシーです。
年とっても意気なお盛んなストーンズに乾杯!!