Eagles
● Eagles
イーグルスは、当店でももっともリクエストの多いバンド。
イーグルスは、、1970年代のウェストコースト・ロックを代表するバンド。
イーグルスの創設メンバーでありリーダーGlenn Freyは、1970年にドン・ヘンリーと出会い、一緒にリンダ・ロンシュタットのバックアップ・ミュージシャンを務めたことがきっかけで1971年にイーグルスを結成。
「テイク・イット・イージー」「テキーラ・サンライズ」「過ぎた事」「いつわりの瞳」「ニュー・キッド・イン・タウン」「ハートエイク・トゥナイト」etcのリードボーカル。
1980年イーグルス解散後もソロ・アーティストとして「The Heat Is On」等が大ヒット。
グレン・フライがその曲に即興で詞を付け歌いだすと、ジャクソン・ブラウンが「この曲、君に任せる」と言ったのでイーグルスの1stアルバムに入れシングルカットされたら大ヒットとなった。
イーグルスのメンバーとしてグラミー賞を6回、アメリカン・ミュージック・アワードを5回受賞し、イーグルス名義、ソロ名義合わせて24曲をトップ40に送り込んでいます。
1998年にはイーグルスとしてロックの殿堂入りも果たした。
1994年にイーグルスを再結成し、「Long Road Out Of Eden」がNo1を獲得しています。
全米レコード協会によると、イーグルスのアルバム、シングルの総売上枚数は1億枚を超え、アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を6回受賞しています。
レコードが全く売れない若きグレン・フライが住んでいたアパートの階下からは、何時も
ギターの音と歌声が聞こえていたとか・・・・。
その階下の人間が、これまた全く売れていない頃のジャクソン・ブラウン。
ある日グレン・フライは、仲良くなったジャクソン・ブラウンを訪ねた時、とても気持ちの良い曲を演奏していたとか・・・。
● 「Eagles」
1972年発表の1stアルバム。
ジャクソン・ブラウンから任された曲が、「Take It Easy」。
日本のTV番組「田舎に泊まろう!」ので使用されているので、若い方もご存知ですよね!
グレン・フライが亡くなった翌日、ジャクソン・ブラウンは自身のコンサートで「テイク・イット・イージー」を捧げたそうです。
1stアルバムは、USA・Billboard・アルバムチャートで22位を記録。
「ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500」で368位。
● 「Desperado」
1973年発表の2ndアルバム
USA・Billboard・アルバムチャートで41位を記録。
シングルカットされた「テキーラ・サンライズ」もヒット。
西部開拓時代のならず者/イーグルス扮するドゥーリン=ドルトン・ギャングの盛衰をテーマにしたコンセプト・アルバム。
このアルバムからグレン・フライとドン・ヘンリーのソング・ライティングチームが誕生。
「ならず者」は、シングルカットされていませんが、リンダ・ロンシュタットやカーペンターズ(邦題は「愛は虹の色」)等にカバーされたり、日本のTBSテレビ『ホテルコンシェルジュ』テーマソング、2007年1月クールの木村拓哉主演ドラマTBS日曜劇場「華麗なる一族」の挿入歌、2010年公開の映画「十三人の刺客」の主題歌に使用されています。
● 「On The Border」
1974年発表の3rdアルバム。
USA・Billboard・アルバムチャートで17位を記録。
このアルバムのレコーディング中にギタリストのドン・フェルダーが招かれバンドに加入。
シングルカットされた「The Best Of My Love /邦題:我が愛の至上」が大ヒットとなりUSA・Billboard・シングルチャートでNo1ヒットを獲得。
● 「One Of These Nights」
1975年発表の4thアルバム。
イーグルスのアルバムとして初めてUSA・Billboard・アルバムチャートで1位を記録。
このアルバムからシングルカットされた3枚が大ヒット。
「呪われた夜」が1位、「いつわりの瞳」が2位、「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」が8位を記録。
ギターのバーニー・レドンは、アルバムリリース後1975年12月20日に脱退。
この時に加入したのがジェイムス・ギャング(※)のギタリスト・ボーカリストで「ウォーク・アウェイ」などの全米大ヒット曲を飛ばし、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第54位ランクインしているジョー・ウォルシュ(※)なんですよ!!
※「ジェイムス・ギャング」、ジョー・ウォルシュについては、後日(?)ご紹介。
●「Hotel California」
1976年発表の5枚目のアルバム。
この時のメンバーが最強!!
グレン・フライ(Guitars, Keyboards, Vocals)、ドン・ヘンリー(Drums, Vocals)、ランディ・マイズナー(Bass, Vocals)、ドン・フェルダー(Guitars, Vocals)、ジョー・ウォルシュ(Guitars, Keyboards, Vocals)。
USA・Billboard・アルバムチャートNo.1、UKでNo.2を獲得。
シングル・カットされた「New Kid In Town(※1)」、「Hotel California(※2)」もUSA・Billboard・シングルチャートでNo1ヒットを獲得、「Life in the fast lane/邦題:駆け足の人生」は11位を記録。
同年度グラミー賞最優秀レコード賞受賞。
1976年グラミー賞最優秀レコード賞を受彰、現在までに米国内で1,600万枚以上、全世界で2,000万枚以上を売り上げている。
「ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500」で37位にランクイン。
※1:「New Kid In Town」
イーグルスにとって3作目の全米1位獲得シングル。
ビルボードのアダルト・コンテンポラリー・チャートで2位、カントリー・シングル・チャートでは43位を記録し、グラミー賞最優秀ボーカル・アレンジメント賞を受賞。
※2:「Hotel California」
ジャケット写真の建造物は実在のホテルですが、「ホテル・カリフォルニア」という屋号ではなく、カリフォルニア州ロサンゼルス郡ビバリーヒルズ市所在でサンセット大通りに面している高級ホテル「ビバリーヒルズ・ホテル/愛称:ピンク・パレス」です。
ジャケット内面の写真には、夢と現実の落差を象徴する寂れた雰囲気を表現するために「ビバリーヒルズ・ホテル」よりも数段格落ちの「リド・ホテル」の内装を撮影したそうです。
で、「リド・ホテル」は、アルバム・ジャケットに用いられて以降、観光スポットになりましたが、現在は廃業し、賃貸アパートとなっているそうですよ!!
● 「The Long Run」
1979年発表の6枚目で最後のスタジオアルバム。
このアルバムからベースで元POCOのティモシー・シュミットが参加。
シングルカットされた「ハートエイク・トゥナイト」「ロング・ラン」「言いだせなくて」の3枚が大ヒット。
アルバム自体もUSA・Billboard・アルバムチャートNo.1を獲得。
日本のオリコンチャートで1位を獲得。
● 「Eagles Live」
1980年発表のLIVE盤。
1976年の「Hotel California」発表後のワールド・ツアーと「The Long Run」発表後に行ったワールド・ツアーのライブの模様を収録。
USA・Billboard・アルバムチャートで6位を記録。
そして、イーグルスは1982年に解散。
● 「Long Road Out Of Eden」
1994年に、第1期最終メンバーによって再結成。
2007に発表された同アルバムは、1979年の「The Long Run」。以来、28年振りのオリジナル・アルバム。
USA,UKで初登場1位を獲得。
● 「Their Greatest Hits 1971-1975」
1976年に発表されたBestアルバム。
1971年のデビュー曲「テイク・イット・イージー」から1975年発表の呪われた夜」までの楽曲を収録されており、USAで1位、UKで2位を記録。
世界で最も売れたベストアルバムとして知られる。
当時、全米だけで2900万枚を売り、1982年のマイケル・ジャクソンの「スリラー(3000万枚以上)に次ぐ、全米歴代2位のセールス記録となっています。
● クリスマスソング・シングル盤 「二人だけのクリスマス」
僕らの時代のクリスマスソングの定番と言えば、ビング・クロスビー、パット・ブーン。
40代・50代の方は、ワム、ジョン・レノン、山下達郎。
20代・30代は・・・・・・、分らない・・・・。
イーグルスのこのシングル盤は、1978年のクリスマスシーズンにUSA・Billboard・シングルチャートで18位を記録。
しかし、オリジナル曲は、全米76位のヒットとなったブルースシンガー兼ピアニストのチャールズ・ブラウンと言うアーチスト。
この曲のJohn Bon Joviのバージョンもあるらしい・・・・・・!?