≪SPYSIDE MALT(スペイサイド・モルト)≫
「オールド・バランテュラン10年」/ヘビーピート・個性派
スペイサイドの名門トミントール蒸留所の異端児。
スペイサイドでありながらも強いピートからのスモーキーさが堪能できるアイラ・モルト好き必見のヘビーモルトタイプ。
本来のスペイサイド・モルトの特長は、華やかな香りと、ほのかな甘味。
しかし、この異端児は違います。
アイラモルトと比較してもヘビーピートでタリスカに近い潮の香。
口に含むと非常にピーティーだが、少ししてチョコレートのような香りとフルーティーさが広がりとてもバランスが良い。
個性派シングルモルトやアイラ・モルト好きは是非お試しください。
まず最初はストレートで!
●「ベンリアック12年 シェリーウッド」
当店で大人気のシェリー樽系シングルモルト。
数年前に一度終売になりましたが、復活!
ゲール語で「灰色がかった山」という意味を持つベンリアック蒸留所の創業は、1898年。
「ベンリアック12年 シェリーウッド」は、「DISTILLER OF THE YEAR 2009」を受賞したシェリー樽スペイサイド・モルトの決定版!
すべての期間シェリー樽で熟成した原酒を100%使用。
特に後熟にはオロロソシェリー樽とペドロヒメネス樽を使用しており、香り豊かでコクの深い仕上がりになっています。
シェリー樽由来の芳醇な甘みとスペイサイドの特徴であるフルーティーな味わいが共存する逸品。
最高のシェリー樽熟成スペイサイド・モルトを是非お楽しみください!!
現在、シェリーの空樽の価格がバーボン樽の10倍。入手困難な希少モルト。
●「ストラスアイラ12年」
シェリー樽系
世界150カ国以上で愛飲されており、世界一の売上を誇るシングルモルトの代名詞的存在。
「シーバスリーガル」のキー・モルトとして有名。
製法の決め手は、ブルームヒルという場所に涌くフォンズブイエンという天然水。
この湧き水は「ケルトの妖精が棲みつきストラスアイラの風味をもたらしいる」といわれている。妖精が隠し味とは、最高ですよね。
シングルモルトとして出回る量は少なく、オフィシャルボトルはこの12年のみ。
深みのある琥珀色で豊かに熟した果実香。
全体的に丸みを帯びた滑らかな甘さの余韻が残る最高の逸品。
残念ながら2019年終売!(現在お店にあるだけ!)
●「グレンファークラス10年 」
シェリー樽系
今では数少なくなった家族経営のグレンファークラス蒸留所の創業は、 1836年。
同蒸留所のこだわりは、創業当時から直火焚き蒸留と熟成にシェリー樽を使用すること。
特に熟成ではスペインのオロロソ又はフィノシェリーの熟成に使われていたシェリー樽を使用。
そのため、魅惑的なシェリーの甘い香りとデリケートなスモーキー・フレーバーにフルーティな芳香がバランス良く混ざり合い、深みのある味わいになります。
2006年にウイスキーマガジン社より“Distiller of the Year” 受賞。
同年「The International Spirits Challenge」金賞受賞。
同じく「The Single Malt World Cup」で金賞受賞。
「グレンファークラス10年」は、デリケートなスモーキー・フレーバーと魅惑的なシェリーの甘い香りが楽しめます。
「鉄の女」マーガレット・サッチャー元英国首相が好んだシングルモルトとして有名。
女性にお薦めしたいシングルモルトです。
●「グレンリベット12年」
/正統派(オーク樽+シェリー樽)/
ゲール語で「静かな谷」を意味を持つグレンリベット蒸留所は、1824年に英国政府公認第一号の蒸留所であり、熟成したグレンリベットは全てのシング
ルモルトの原点。
英国王ジョージ4世以来、世界中の人々に愛飲されている「グレンリベット12年」は、現在シングルモルトで世界第3位の売上を誇っている逸品です。
ザ・グレンリベットの熟成には、2/3をヨーロピアンオーク樽とアメリカンオーク樽の原酒、1/3をシェリー樽で行った原酒を使用してボトリングしています。
美しく輝く琥珀色。
甘くフルーティーで爽やかな果実を感じさせる香り。
若干のウッディーな味わいとともに、とろりとした甘味が穏やかに広がる。
加水、ロック、ハイボール・・・すべて飲み心地良く飲み飽きない完璧なバランスをもつシングルモルトとして「ウイスキー・バイブル 2011」で高評価。
「IWSC 2007」のスペイサイドモルト12年クラスで金賞受賞!
因みに、2番目は「ザ・マッカラン」
●「グレンリベット18年」/正統派(オーク樽+シェリー樽)
創業時から変わらぬ風土・伝統製法、選び抜かれた原材料とマザーウォーター、そして熟練した職人たちによって造られて来た「ザ・グレンリベット18年」。
その豊かな味わいは、アメリカン・オーク、ヨーロピアン・オークとシェリー樽等いくつかの異なる熟成樽を組合せた結果できたものです。
「ザ・グレンリベット18年」は、毎年行われる数々の国際的な品評会で表彰され続ける最高のモルト。
軽いオーク樽香をベースに花のような蜜のような香味、ビターでスパイシーな香味等々が絶妙に融け合った濃く深い味わい。
口に含んでみると、2秒ほど経つと、これまで凝縮されていた旨みや風味が一気に開放され、ぱぁっと花が咲いた様な華やかな印象になります。
「18年」という長期熟成を物語っている豊潤な余韻。
これからも、大切に味わっていきたい銘酒です。
「バルヴェニー12年ダブルウッド」/正統派(オーク樽+シェリー樽)
ゲール語で「山の麓の集落」の意味を持つバルヴェニー蒸溜所は、グレンフィディックの創業者ウィリアムグラント氏が第二の蒸溜所としてグレンフィディック蒸溜所と同じ敷地内に1892年設立の蒸留所。
「ダブルウッド」とは、その名が示す通りに熟成に2種類の樽を使用しています。
「バルヴェニー12年 ダブルウッド」は、先ず伝統的なバーボン樽で熟成され、その後シェリーの熟成に用いられたオーク樽に詰め替えて合計12年間たっぷりと熟成。
それぞれの樽の特徴が生かされた深みある味わいが魅力の飲みやすいシングルモルト。
カラーは少々赤みを帯びた琥珀色。
香りは果実とハチミツが入り混じる甘い香り。
口に含むと穏やかで上質でとてもバランスが良いスペイサイドのお手本のような1本。
美味いです!
「マッカラン12年」/シェリー樽系
ゲールで「聖コロンバの丘」の意味を持つマッカラン蒸留所の創業は、1824年。
「マッカラン」は、原料、熟成樽、蒸留器、製法全てにこだわり、英国の老舗高級百貨店「ハロッズ」のウイスキー読本において「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられた名酒。
特にこだわりを持っているのが「シェリー樽」。
「マッカラン12年」は、厳選されたシェリー樽で最低12年間熟成させた原酒のみを使用したもっともスタンダード・ザ・マッカラン。
シェリー樽原酒由来の芳醇で華やかな甘みと香りが特長で、日本で最も人気のあるシングルモルト。
マッカランも現在品薄状態が続いています。
「マッカラン18年」/シェリー樽系
厳選されたシェリー樽で最低18年間熟成させた原酒のみを使用した「マッカラン18年」。
濃醇な麦芽の香りとシェリー樽由来の華やかで甘美な香りが贅沢に広がります。
リッチなドライフルーツにスパイス、オレンジとウッドスモークの味わい。
色・香り・味覚どれをとっても最高のシングルモルト。
世界中で高い評価を受けるザ・マッカランの象徴ともいうべき贅沢な逸品。
自分へのご褒美や大事なお客様用に最適・最高!!
余談:2012年に一般公開された映画「007 スカイフォール」の中でジェームス・ボンドがマッカランの50年ものを飲んでます。
「ノッカンドゥ12年」/甘系
「小さな黒い丘」という意をもつノッカンドゥ蒸留所の創業は、1898年。
この蒸留所のウイスキーは、単一シーズンのモルトのみを瓶詰してつくられる「ヴィンテージ・ウイスキー」。
12年もののボトルであればきっちり12年熟成された原酒を使用しているため、ラベルには蒸溜された原酒の年月日が明記されています。
ブレンデッドウイスキー「J&B」のメインモルトで有名な「ノッカンドゥ12年」は、スペイサイドの中でも特にデリケートで繊細な味わいのシングルモルト。
全ての香りがライトに仕上がっており、その味わいは「花の様なモルト」と評されています。
心地よい甘さが口中に広がり、加水すると表情が変わり、酸味とビター感が薄れ代わりに甘さと香りが引き立ってきます。
飲み方一つでいろいろな表情やいろいろな味を楽しむことが出来る「ノッカンドゥ12年」は、隠れた逸品。
女性の方にも喜んでいただけるヴィンテージ・シングルモルト。
「カードゥ12年」/シェリー樽系
ゲール語で「黒い岩」という意を持つカードゥ蒸溜所の創業は、1811年。
創業当初「カードゥ」の大半は、スコッチの銘柄としては世界で一番広まっている「ジョニー・ウォーカー」のキーモルトとして出荷。
グルメ漫画「美味しんぼ」の70巻目「スコッチウイスキーの真価」でも紹介されています。
「カードゥ12年」は、甘く華やかなアロマとピュアでまろやかなフレーバーが特徴。
さわやかで華のある佳酒「カードゥ12年」は、まろやかで芳醇な香りとライトタイプの甘い飲み口でとても飲みやすく、シングルモルト愛好家だけでなくモルト初心者や女性にも大人気です。
熟成にはバーボン樽だけを使い、ライトでスムース、甘く繊細で華やかな香りがあり、ドライな切れ味の。
飲みやすく、特にスペインでの人気が高く、最近では市場に出回る数量が不足気味になっている。
「クラガンモア12年」/シェリー樽系+バーボン樽/
クラガンモア蒸留所は、マッカラン、グレンリベットなどの蒸留所に勤めていたジョン・スミスによって1869年に設立。
日本で最初に紹介されたウイスキー「オールドパー」のキーモルトで有名。
「クラガンモア12年」は、豊かな香りと穀物由来のコクがあり、飲み口が柔らかなスペイサイドを代表するウイスキーでクラシック・モルト・シリーズ(Classic Malt Series)の一つに選ばれています。
シェリー樽とバーボン樽で熟成された「クラガンモア12年」は、バランスの取れた高品質の逸品。
青リンゴのさわやかな香りやオレンジを思わせる柑橘系の香りなど風味豊かで複雑な香りが特徴。
癖のあるスモーキーさはほとんど無く、豊かな香りとコクがあり飲み口がとてもやわらか。
ウイスキー通にも評判よく、女性にも人気があります。
「アベラワー 12年 ダブルカスク」
/シェリー樽系
アベラワー蒸留所の創業は、1826年。
ウイスキーの個性は、熟成期間の長さや樽のタイプによって変わります。
「アベラワー12年ダブル・カスク マチュアード」は、シェリー樽とバーボン樽で熟成されたウイスキーをバランス良く合わせることにより、エレガントさと複雑さが調和した豊かで独特な味わいとなります。
現在のシェリー樽は、南スペインのワイン樽をマスターディスティラーが厳選して使用しています。
優しくて円やかな香り、りんごのようなフルーティーさ、甘く微かにスパイシーな暖かい余韻。
2017年に「IWSC インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」金賞と「TSWM ザ・スコッチウイスキー・マスターズ」で金賞を受賞。
シェリー樽とバーボン樽でバランスよく熟成した「アベラワー12年ダブル・カスクマチュアード」をご賞味ください。
「ストラスミル12年」/UD社「花と動物」シリーズ/
UD社「花と動物」シリーズの1つ。
1823年創業の製粉所が前身のグレンアイラ蒸留所が、ロンドンジンで有名なギルビー社に買収されストラスミル蒸留所に改名。
現在はディアジオ 社傘下に。
ストラスミル蒸留所は、全世界で2番目の販売量を誇るブレンデットウイスキー「J&B」等のブレ
ンデッド用の原酒を造る為の蒸留所であり、シングルモルトとしては殆どボトリング
されていません。
オフィシャルやボトラーズもほぼ出回っていないので、幻のボトルと言われていました。
1992年にスタートしたUD社の「花と動物」シリーズの一つとしてシングルモルト「ストラスミル12年」が2001年に発表。
キース地区特有の熟した濃厚な果実のような芳香、スパイシーさもあるキリっとした味わいが特徴。
「グレンスペイ12年」
UD社「花と動物」シリーズの1つ。
このラベルの鳥が何なのかは調べてもわ
かりませんでした・・
グレンスペイ蒸留所は、元オートミール
工場を改造して作られた蒸留所で1887
年グレン・スペイに改名。
ジャパニーズ・ウイスキーの祖 竹鶴政孝が修行
した蒸留所としても有名。
グレンスペイ蒸留所で造られる原酒のほとんどは、ブレンデッドウイスキー「J&B」
に使用されており、オフィシャルはもちろんシングルモルトとしてもほとんど出回ら
ず極めて入手困難なシングルモルト。
「グレンスペイ12年」の味わいは、上品で爽やかなシトラスとスッキリとしたハーブの香りが心地よい比較的ドライな味わいです。
希少シングルモルトです。