≪ISALAND MALT(アイランズ・モルト)≫
●「タリスカー10年」
ゲール語で「傾いた大岩」の意を持つスカイ島唯一のタリスカ蒸留所の操業は、1831年。
タリスカーは、主にバーボン樽とヨーロピアンオークのシェリー樽で熟成させ、最後にグレーンウイスキーを3年間詰めた樽で後熟。
ピートと海潮の強烈な香とスモーキーな甘さが楽しめます。
ピート香はアイラ・モルトと比べると控えめですが、口に含むとスパイシーな強烈な刺激が広がり、爆発的ともいえる風味が魅力。
「IWSC」で数度にわたり金賞を受賞。
余談:「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」等の代表作を持つ英国の小説家スティーブンソンがこよなく愛したシングルモルト。
●「タリスカー18年」
IWSC最優秀賞、WWA最高賞‥等、多数の世界的なコンペティションを受賞しているアイランズ・モルト中最高の逸品。
WWAの審査員が「(18年は)エレガントで、素晴らしいスモーキーさとかすかな甘いフルーツ感のバランスが保たれている。
グラスの中と舌の上で絶えず変化し続ける。穏やかな味わいの波が押し寄せ、上等なバランスとクラシックなペッパーを感じるフィニッシュが途切れなく続いていく」と絶賛。
18年は、バランスの取れた最高の逸品!
是非一度ご賞味ください!!
マスターお薦めの1本!!
●「ハイランドパーク 12年」
ゲール語で「」の意を持つハイランドパーク蒸留所の操業は、1795年。
世界最北端のウイスキー蒸留所として有名。
「ハイランドパーク12年」は、ファーストフィルのシェリー樽を20%使い、残りをリフィルのシェリー樽で熟成された原酒で構成されます。
世界的に有名なウイスキー評論家やシングルモルトを熟知したロンドンのプロバーテンダー達は「全モルトウイスキーの中で、もっともオールラウンダーで秀逸な食後酒」「スモーク&ハニー」と絶賛!!
アイランズ独特の微かな塩辛さと熟成による芳醇さが適度にマッチした味わい。
加水すると甘みがでてきます。
お薦めの1本です。
●「アイル・オブ・ジュラ10年」
ゲール語で「鹿の島」の意を持つアイル・オブ・ジュラ蒸留所の操業は、1810年。
ジュラ島の人口約2,000人に対し鹿が約5,000頭いる島だそうです。
ジュラ島のウイスキーは、ピート層を通って柔らかくなった水とノンピートの麦芽で仕込まれています。
オイリーさや塩辛さを少し感じますが、全体的にはライトなので非常にみやすい大人気のモルト!
余談:代表作「1984年」の作者ジョージ・オーウェルがこよなく愛したシンルモルト。
●「スキャパ スキレン」
創業1885年の「スキャパ蒸溜所」は、スコットランド最北部の蒸溜所の1つでオークニー諸島にあります。
「スキャパ」は、「バランタイン17年」の「魔法の七柱」の一つで、ほとんどの原酒がバランタイン17年に使用されており、シングルモルトとしての流通は非常に少ない。
「スキャパ蒸溜所」のオフィシャルボトルであった「スキャパ16年」は、 2015年に供給不足で終売。
これに代わって発表されたのが「スキャパ レスキン」。
ノルウェー語で「スキャパ」は「ボート」、「スキレン」は「輝き」や「明るい空」を意味するそうで、オークニー諸島の美しい海や青い空をイメージしたネーミング。
「スキャパ スキレン」は、今では珍しいユニークな樽型のローモンドスチルで蒸溜しバーボン樽で熟成させた原酒を100%使用。
海の近くにある樽貯蔵庫は磯の香りが充満しており、熟成の間に潮の風味やオークニー諸島特有のヘザー(花)の香りや麦の味も重なり複雑で個性的なウイスキーに仕上がります。
洋ナシやパイナップルのようなトロピカルフルーツと花のような甘い香り。
メロンやバニラのような甘さが感じられる味わいのためデザートモルトと評されています。
一度口にすると、フレッシュさと優しい甘味の虜になること間違いなし!
ウイスキー初心者や女性も楽しめるシングルモルトです。
加水するとよく開くので、トワイスアップもおすすめ。