2023年
5月
09日
火
「Yesterday」と聞かれて最初に思い出すのは、やっぱりBeatlesですよね。
1965年封切の映画「Help」中、ソファーに横になりながらギターを抱え歌うポールを思いだしますよね。
で、Beatlesにとても関係ある映画 「Yesterday」は、2019年封切のイギリス・アメリカ合作のファンタジー・コメディ。
監督はダニー・ボイル、出演はヒメーシュ・パテルとリリー・ジェームズなど。
副題が「もしもBeatlesがこの世に存在しなかったら……」だった(?)と思います。
封切当時、観たい映画の1本でしたが見逃してしまいましたが、偶然にも連休中のBS3で観ることが出来ました。
今いちメジャーになれないシンガー・ソング・ライターのジャック。
ある日、自転車で移動中に世界的規模の停電が発生。
病院で意識を回復しましたが、ジャックを取り巻く環境、否世の中は世界は・・・・一変・・・・。
何と、世界で最も有名なバンドBeatlesが存在しない世界に・・・・。
Beatlesが消えてしまった世界で唯一Beatlesの曲を知っているジャックが、Beatlesの楽曲に乗せてメジャーになっていく姿を描いている映画。
でも、世の中には自分以外にも知っている人間はいますよね。
この映画の中でもBeatlesを知っているオジサンとオバサンが出てきます。
ある屋上でのコンサート終了後、ジャックの楽屋に訪れたこの二人は、Beatlesを知っていることを告げる場面があります。
普通だと「盗作」などと脅したり、SNSで誹謗中傷したりする場面になるのでしょうが、この時の会話がとても良いんです。
彼等二人は、ジャックがエリーナ・リグビーの墓やペニーレインなどThe Beatlesのゆかりの地を訪ねたことを知っており「Beatlesが居ない世の中は本当につまらなかった・退屈していた」、「もっと世界中にビートルズの楽曲を発信して欲しい」等々とジャックに感謝・激励‼
本当にBeatlesが居ない世の中なんて想像できません。
90年代以降、Beatlesから始まったロックが滅び、打ち込み中心の音楽に・・・・・。
ギターヒーローも出現せず、「レスポール」で世界的に有名なアメリカの老舗ギターメーカー・ギブソンが経営破綻となってしまったり・・・・。
60年代・70年代・80年代のRockやPopsが戻ってきて欲しい‼
この映画中でBeatlesの楽曲が一杯流れます。
自然に体が動いてしまいます。
本当にBeatles は素晴らしいね、Rockは最高だね‼
Beatles賛歌のこの映画、DVDも出ていますので、是非是非見ていただきたい映画です。
因みに、DVDの写真は「アビーロード」風!