2016年
5月
30日
月
「シングルモルトやスコッチ等の洋酒を飲んでみたいけど・・・、よく分からない」と仰るお客様が多くいらっしゃいます。
そこで、当店ではもっとシングルモルトや他の洋酒を知って欲しくって、毎月1本通常よりお安くご提供することに決めました(ほんの少しですが・・・・)。
6月の「今月の1本」は、ハイランド・モルトの「グレンギリー(Glen Garioch)12年」です。
「グレンギリー(Glen Garioch)12年」は、「オーパ!」や「ベトナム戦記」等の代表作を持つ作家・開高健が好んで飲んでいたことでも有名です。
やわらかい天然水で麦芽を仕込み、ドライイーストで発酵させたあと丁寧に2回蒸溜。
バーボン樽とシェリー樽を組み合わせた12年の長期熟成のため、とても良いバランスでコクのある味わいを生み出しています。
蜂蜜のような甘さと香りの後に、軽いビターさと“そよ風”のようなピート香が広がります。
上品な香りと味わいなので女性ファンも急増!
WWA2012において「ベスト・ハイランドモルト 12年以下」受賞しているハイランド・モルトの「グレンギリー12年」を是非一度お試しください。
2016年
5月
30日
月
音楽情報サイトamassによると、ピンク・フロイド(Pink Floyd)のアルバムが180グラム重量盤のアナログレコードで復刻するそうです。
第一弾のリリースは「夜明けの口笛吹き/サイケデリックの新鋭」「神秘」「モア/幻想の中に」「ウマグマ』の初期4タイトル。
海外盤もあるそうですが、日本盤は貴重な日本初版LPオリジナル帯が付いて、ソニー・ミュージックからリリースされるとか・・・。
モウ~、欲しくなっちゃいますね!
当時は、少ない小遣いの中からやっと入手したレコードだけど・・・・・。
エ~イッ! 大人買いしちゃうかな!!
でも、チョット高い!
本国イギリスでは、ピンクフロイドのアルバムが切手も販売されるようです。
ジャケット切手もほし~~い!!
2016年
5月
24日
火
来ましたよ、来ましたよ・・・・・、先日有燐堂に注文した「洋楽ロック&ポップス・アルバム名鑑 Vol.1 1955~1970」が・・・。
1955年から1970年まで、UK、USAのヒットチャートをにぎわしたその時代時代のロック/ポップス・アルバムを中心にR&Bやサントラ盤なども紹介されたおり、当時の音楽世界や後年誰が影響を受けたかを記述した画期的洋楽アルバム・ガイド。
本屋さんに寄るのを買い物の最後にして良かった。
ページを開いたら、多分他の用事を無視して家に帰っていたかも・・・・。
だって、レコード紹介の1ページめからビング・クロスビー、サミー・デービス・Jr、ドリス・デイ、ビル・ヘイリー、フランク・シナトラ、ハリー・ベラフォンテ、ミュージカル映画「マイ・フェア・レディー」「オクラホマ」等など・・・・ですよ!!
「普通ロックと言う言葉は、ビートルズ登場から」といわれていますが、それ以前の「何故、1955年からなんだろうか?」って不思議だったんです。
考えてみると、ビル・ヘイリーの「ロック・アラウンッド・ザ・クロック」は1955年の大ヒットでロックンロール誕生の瞬間と言われているし当然ですよね。
ビートルズがカヴァーした「マッチ・ボックス」は1956年カール・パーキンスの大ヒット曲だし、「プリーズ・Mr・ポストマン」もマーベレッツの大ヒット曲。
1958年のキングストン・トリオが取り上げたバハマ諸島の民謡「スループ・ジョン・B」をビーチ・ボーイズが「ペット・サウンズ」で取り上げ大ヒット。
ジョーン・バエズが1962年のコンサート・アルバムに収録していたフォークナンバー「Babe I'm Gonna Leave You」をレッド・ツェッペリンが1stアルバム(1969年)でカヴァー。
同本が1955年からだというのは、肯けますね。
1955年と言えば、当方がまだ7歳ですよ。
そんな子供が洋楽を聴くわけ無いから、殆ど兄達の影響を受け、後年に再度Best盤で聴いてたんだね。
当時のレコードはとても高価でね、買えるのは欲しいアルバムの中から厳選に厳選した1枚。
だから愛着もあり、親が呆れるぐらい聴いちゃうわけです・・・、ハイ!
で、1ページに3~4枚のアルバムが紹介されています。
お店所有のレコードでBest盤しかないものは、写真を見て「これが当時のオリジナル・ジャケットなんだ!」と、感心しきり。
970年までということは、ラジオから流れて来た洋楽を一番聴いていた中学・高校・大学まで。
現在1960年代に入ったけど・・・・、もう、本当に懐かしく・嬉しくなっちゃって・・・・、またもや涙涙・・・・。
年をとると、涙腺が弱くなりますね~・・・・。
この本を読みながら改めて「イギリス・アメリカと言う国は面白いな~」と感じたのは、ロック・ポップスばかりでなく、カントリー、R&B、映画音楽、クラシック、ジャズ等々がポップス・チャートに入っているんですから・・・。
例えば、ビング・クロスビーのクリスマス・アルバムも何十年に渡ってチャート・インしているし、サントラ盤「南太平洋」なんか、1位獲得だけでなく262週チャート・イン。
また、1958年にクラシックのピアニスト ヴァン・クライバーンによるチャイコフスキー作「ピアノ協奏曲第一番」が全米チャートのポップス・アルバム部門で7週連続No.1になっているんです。
「良いものは良い」と認めるイギリス・アメリカは、素晴らしい!!
ということで、今1962年を読んでいるところ。
これから、ビーチ・ボーイズ、ビートルズ・・・、リバプール・サウンド等が出てくるかと思うと・・・・、また泣いちゃうかも・・・。
僕らの世代はもちろん、若い方で洋楽の興味のある方は、是非読んでください。
若干高い本かもしれませんが、一方的に押し付けられる名盤ガイド本とは一味違うレコード紹介になっていますので、値段以上の価値ある一冊だとおもいます。
読みながら、買うことができなかった当時にさかのぼってオリジナル・ジャケット盤を味わう誘惑に駆られますよ!
当店所有のレコード紹介も同本のようにしたいと思っているんですが・・・・?
何年先になるやら・・・・。
●「洋楽ロック&ポップス・アルバム名鑑 Vol.1 1955~1970 」
監修:湯浅学
値段:2400円(本体2222円)
レコード・コレクターズ11月増刊号
A5判300ページでジャケット写真はすべてカラー掲載。
2016年
5月
16日
月
5/14、当店は開店7周年を迎えることができました。
これも一重に皆様の心温かいご支援ご厚情の賜物と深く感謝しております。
改めて心よりお礼申し上げます。
今後も私ども二人の体力・気力が続く限り「アナログ・レコードのみのRock Bar」として、美味しい洋酒と洋楽を楽しんでいただけますよう一生懸命努力していきたいと思っております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
で、22時過ぎに3人組のお客様がご来店。
その中のお一人にデトロイト育ちとか・・・・。
最初はビートルズのリクエストが多かったのですが、他のお客様からパープルLIVE盤「ハイウエイ・スター」のリクエストで火がついたようで・・・・・・。
最後の1時間は大ハードロック・メタル大会に・・・。
パープル、ツッペリン、レインボウ、ホワイトスネイク、メタリカ・・・・など等で大盛り上がり!
デトロイト育ちの男性からKISSの「Detroit Rock City」で終了しました。
これから開店8年目の年に入りますが、まだまだ知らない洋樂や洋酒が有りますので教えて下さいね!
今後とも宜しくお願い申し上げます。
2016年
5月
11日
水
このところ活字に対して絶不調でしたが、少し復活してきましたので久しぶりに有隣堂に・・・。
駅ビの有隣堂、大分変わりましたね。
売場が半分に縮小してました。
でも、お目当ての本を発見。
それが「洋楽ロック&ポップス・アルバム名鑑 Vol.2 1971~1977 2016年 05 月号(レコード・コレクターズ 増刊)」。
Vol.1は無いと言うことで、お取寄せとなりました・・・・。
1970年代と言えば、僕が一番レコードを聴いていた時代。
トータルアルバムという言葉が流行っていた時代でシングル盤は、アルバムのプロモート盤という扱いでしたが、シングル盤も気になって・・・・。
でも、当時はレコードが高くてね・・・・、気に入った曲すべて買うことができないので、FMでのエアーチェックし、をまめにやっていた頃。
同本で紹介されているレコードは、1971年~77年の間に英米でヒットしたアルバムばかり・・・。
それもオール・カラーで紹介しているシリーズの第2弾。
監修の湯浅学が英米のヒット・チャートを再点検して精選した70年代ロック黄金時代のヒット作975枚っを紹介しています。
ロック・ポップスを中心に、大ヒットしたソウルやフュージョンなども発売順に並列させることで時代を浮き彫りにする、画期的アルバム・ガイドとなっています。
購入する前に立読み・・・。
もう紹介されているアルバムのジャケットを見ているだけで当時を思い出し・・・・、嬉しくなっちゃいますよ!
お酒が進みそうな一冊です。
当店の常連・・・イーグルス、パープル、ツッペリン、ボーイ、ステックス、ボストン、ジャーニー・・・・はもちろん、今までリクエストの無いアルバムまで紹介されているんです。
「リクエストの無いアルバムからも、これからどんどんお店でかけていこうかな~」なんて考えながら立読み。
また、掲載されているジャケット写真がオリジナル盤のものを使用しているから、さら嬉しくなっちゃう本です。
当然Vol.3・4と続きが出版されると思うので、とても楽しみ。
団塊の世代の方は当時を思い出しながら、洋楽好きの若い方にはロック・ポップスの歴史を知るとても貴重な本だと思います。
お勧めほんですよ!
2016年
5月
06日
金
連休は、いかがでしたか?
大型連休で今週一杯お休みの方もいらっしゃると思いますが、当店は本日より通常営業となりますので、宜しく願いしますね!!
しかし、お休みというのは何歳になっても良いものですね。
でも、何歳になってもお休みは、アッと言う間に終わってしまいますね。
久々に入荷した「ホワイト&マッカイ13年」。
「美味い!」、「口当たりがとても良い」、「香りがとてもよく、優しい感じ」・・・・、と大好評!!
アッという間に無くなってしまいました。
でも、ご安心ください。
本日の夕方にまた1本入ってきますからね。
まだ、飲んでいない方は、是非一度お試しください。
2016年
5月
06日
金
アイラ以外のモルトでスモーキーなものといえば、この「ロングロウ(Longrow)」。
「ロングロウ」は、キャンベルタウンのスプリングバンク蒸溜所で製造される2ndラベルのシングルモルト。
ピートのみで48時間乾燥させたフェノール値50-55ppmの麦芽(ラフロイグ同様)を使用し、2回蒸溜でつくられるヘビーでオイリーなシングルモルトウイスキーです。
様々な年数やカスクタイプをヴァッティングさせる等、手間ひまをかけて造られるため、ウイスキー専門家の間では「最高に贅沢なシングルモルト」と非常に評価が高いシングルモルトです。
「海からのぼる霧」がシンボルのキャンベルタウンらしい「塩辛い味わい」とロングロウ独特の「ピーティーさ(ピートを焚き込んだ香り」のバランスがとても良く、飲み応えのある通好みのモルトウィスキーとされています。
ピーティーでスモーキーな「ロングロウ」を是非ご賞味ください。
「ロングロウ ピーデッド」 : シングル 1,000円
2016年
5月
05日
木
当店に最近20代・30代のお客様が増えてきています。
話を聞いていると、音質がデジタルと全く違うしジャケットが大きくて素晴らしいとの事。
また、中古レコード屋さんに初めて行った事などを話しています。
「アナログ・レコードのファンが増えている」というのは本当なのだろか?
本当のようですよ!
アナログ・レコードは毎年需要が拡大し続け、間違いなく復活しています。
イギリスの音楽業界が発表した調査結果によると、2015年はCDアルバム売上枚数のシェアは66%と高い数字を維持しているが、前年比3.6%減となり減少傾向が続いています。
一方、LPアナログ・レコードは過去21年間で最大の売上枚数を記録し、2014年から64%増加の210万枚以上を売上げています。
また、アナログ・レコード復活によりイギリス国内だけで新たなレコードショップが40店もオープンするなど、音楽市場にとって嬉しいニュースとなっています。
米国でのレコードの売上も10年連続右肩上がりで、2015年には前年度の919万枚から1192万枚に成長し勢いが止まりません。
日本でも日本レコード協会発表によると、邦盤洋盤両方足しての全体数で見ると、2013年(26万8000枚)→2014年(40万1000枚)は49%アップ、2014年→2015年(66万2000枚)で65%アップしており、日本国内でのアナログ・レコード需要は確実に増えています。
このアナログ・レコード復活の大きな要因は、アメリカやイギリス、日本を含む世界各地で毎年4月に開催されるレコードストアとアナログ・レコードのイベント「レコード・ストア・デイ」によるグラスルーツ的な認知拡大活動と、再盤やボックス・セットなどイベント当日にレコードストアでしか買えない限定リリース販売によるものが大きく寄与しているそうです。
この「アナログ・レコードの人気が世界的に復活し販売枚数が毎年伸びている」と言うニュースは、これまで音楽業界とは関係のなかったビジネスまでに伝播し、一般消費者向けの店舗でのアナログ販売という形で広がり始めています。
2015年12月にイギリス最大のスーパーマーケット「Tesco」が約40店舗で、同じくイギリス最大のエンターテイメント小売店「HMV」も2015年夏からアナログ・レコードの店舗販売を復活。
今年(2016年)3月21日には、イギリス第2位のスーパーマーケット「Sainsbury」が、店内でアナログ・レコードの販売を開始を発表。
「Sainsbury」は、イギリス国内にある1200店舗の171店で、ザ・スミスの「クイーン・イズ・デッド」からレッド・ツェッペリンの「IV」、アデルの「25」やエイミー・ワインハウスやデヴィッド・ボウイ、ボブ・マーリー、ストーン・ローゼズ、ビートルズ、ニルヴァーナ、イーグルスなど名作を取り扱うそうです。
アメリカでもセレクトショップ的なテイストを売りにする衣料チェーン「Urban Outfitters」や、書店チェーンの「Barnes & Noble」もアナログ・レコードを販売。
日本でもアナログ・レコード人気復活を受けて、パナソニックはDJ達から絶大な支持を集めてきたかつての名機「Technics SL-1200」ターンテーブルを完全復活させるようです。
世界的に「レコードストア以外の場所でアナログ・レコードを購入する機会が拡大している」というのがビジネストレンドとなっているようですネ!
Forbes JAPAN 今年1月の「昨年最も売れたレコード」の特集によると ~ 2015年「最も売れたレコード」トップ10は、CDやストリーミングを含めた「全てのアルバム」トップ10よりはるかにバラエティーに富んでいて面白い。
「全てのアルバム」には、ジャスティン・ビーバーやドレイク、メーガン・トレイナー、サム・スミスなども入る。彼らは皆ラジオでも人気のアーティストだが、アナログ・レコードのファンの心をつかんでいるとは言い難い。
レコードを好んで購入する人々は、本当に音楽を愛しているようだ。ただ、ラジオで流れていたからという理由でiTunesから音楽をダウンロードするタイプではない。真の音楽好きは同じ楽曲により高い代価を支払う。その多くはオンラインストアではなく実際に店舗に足を運んで購入することを好む。今後もこの傾向が続けば、ビートルズや他の往年のスターが再び「2016年最も売れたレコード」ランキングに名を連ねることになるかもしれない~と掲載。
「2015年、アメリカで最も売れたレコードアルバム」も発表。
1. アデル/ 25
2. テイラー・スウィフト/ 1989
3. ピンク・フロイド/ DARK SIDE OF THE MOON
4. ビートルズ/ ABBEY ROAD
5. マイルス・デイビス/ KIND OF BLUE
6. アークティック・モンキーズ/ AM
7. スフィアン・スティーヴンス/ Carrie & Lowell
8. アラバマ・シェイクス/ Sound & Color
9. ホージア/ ホージア
10. サウンドトラック/ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
アナログ・レコードのファンが増えているのは・・・、嬉しい限りです!!
中古レコード店に行った事が無い人は、川崎の「TOPS」に足を運んでは・・・。
TOPS :川崎市 川崎区 砂子 1-1-18 野崎ビル 3F
電話 & FAX 044-246-3439
参考資料:Forbes JAPAN、amass、Billboard、BBC、Nielsen他
2016年
5月
02日
月
David Bowie同様、今回のプリンス急逝の報を受け、ショックを透けている方が多いのでは・・・・。
当店から近い「立ち食い蕎麦 E」さんのお嬢さんもその一人。
最初は熱烈なプリンス・ファンのお姉さんに誘われ、嫌々ながらプリンス来日コンサートに行ったそうです。
しかし、その時のLIVEにとても感動し、次の大阪公演には一人で行ってしまったとか・・・・。
それ以来、プリンスのレコード・CDを全て購入するほどの熱烈なファンになり応援していたんですが、今回の件でかなりショックを受けていました。
この度の急逝を偲びながら、レコード整理していたら同じベスト盤が2枚有ったとかで1枚を寄付していただきました。
プリンスって、本当に凄いアーティストだったんですね
彼が活躍していた時代 80年代は、サラリーマン時代でとても忙しかった頃で、大好きな音楽を聴く時間がほとんど無くってね・・・・。
そんな僕にでも「パープルレイン」だけは、届いていたんですが・・・・。
プリンス死去は、朝日新聞にも掲載されたし、一番驚いたのはオバマ大統領までも追悼コメントを発表したこと
普通、大統領が追悼コメントなんかしませんよね!
President Obam
Today, the world lost a creative icon. Michelle and I join millions of fans from around the world in mourning the sudden death of Prince. Few artists have influenced the sound and trajectory of popular music more distinctly, or touched quite so many people with their talent. As one of the most gifted and prolific musicians of our time, Prince did it all. Funk. R&B. Rock and roll. He was a virtuoso instrumentalist, a brilliant bandleader, and an electrifying performer.
“A strong spirit transcends rules,” Prince once said -- and nobody's spirit was stronger, bolder, or more creative. Our thoughts and prayers are with his family, his band, and all who loved him
http://amass.jp/71892/
ポール・マッカートニー、ミックジャガー、ナイルロジャース等、世界的に名が知られているアーティストや著名人の追悼が400近く寄せられているとか・・・。
彼の凄さを知らなかった僕には、これには本当にビックリしています。
プリンスが亡くなった4月21日、大好きなピンクフロイドのデヴィッド・ギルモア(David Gilmour)が4月24日ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールで「Comfortably Numb」の演奏途中に「Purple Rain」を盛り込んだパフォーマンスを披露したそうです。
サンタナもカナダのコンサートで「Last December」や「Purple Rain」のカヴァー。
ジェイムス・テイラー、マドンナ、ブルース・スプリングスティーン、ドリーム・シアター、コールドプレイなども「Purple Rain」や「Raspberry Beret」をカヴァー。
プリンスの故郷ミネソタ州ミネアポリスを本拠地とするメジャーリーグのミネソタ・ツインズが4月25日の試合を「プリンス・トリビュート・ナイト」として開催し、スタメンの全選手はプリンスに敬意を表して紫のスエットバンドを身につけ、バッターボックスに入る時の登場曲としてプリンスの「1999」「Purple Rain」などを流したたようです。
プリンス(Prince)のバック・バンド ザ・レヴォリューション(The Revolution)が再結成し追悼イベントの開催を計画しているとか・・・。。
プリンスは、R&B、Rock界だけでなく、Jazz界からも認められているんですね。
4月30日、世界を代表するジャズ・ミュージシャンが集結したオールスター・ジャズ・コンサート「The International Jazz Day Global Concert 2016」が、オバマ米大統領夫妻をホストとして米ホワイトハウスで行われ、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)らによるプリンス・メドレー、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)が「Purple Rain」を熱唱したそうです。
余談ですが、このコンサートに出演したメンバーが、ハービー・ハンコック、アレサ・フランクリン、スティング、パット・メセニー、チック・コリア、マーカス・ミラー、アル・ジャロウ、リー・リトナー、ウェイン・ショーター、ジョン・マクラフリン、渡辺貞夫・・・・・、日本でもお馴染みの大御所ばかり・・・、凄すぎる!
日本でもプリンス(Prince)自身が監督を務めたライヴ・フィルム「プリンス / サイン・オブ・ザ・タイムズ」の追悼上映が決定。
4月30日(土)〜5月7日(土)に東京・渋谷HUMAXにて“劇場最高音響”で上映されます。
BS朝日『ベストヒットUSA』4月29日にプリンス追悼特集をやったそうだし、NHK BSプレミアムで5月8日にプリンス特番『PRINCE〜創造にみちた天才の軌跡〜』が決定しています。
プリンスは、これまでに12作品のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、アルバム・シングルの総売り上げは1億2000万枚以上。
ローリング・ストーン誌の2007年11月号の特集で、「歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」において第1位。
「歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第30位。
「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第27位。
2011年には、「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第33位。
「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第61位に選ばれています。
当店でも、「パープルレイン」のリクエストが多数ありました。
彼の活躍時代は、本当に忙しい頃だったので、アナログレコードは少ないのですがご紹介しますね。
●「1999」
1982年発表。
通算5枚目の2枚組アルバムでブレイクを迎え、全米で400万枚を売り上げています。
シングルカットされた「 Little Red Corvette」が6位、「1999」が12位、「Delirious」が8位となり、全米チャートで初のトップ10入りを果たします。
同時に MTV ではじめてプロモーションビデオが放映された黒人アーティストとして、マイケル・ジャクソンと共に名を連ねることになる。
「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500」(Wenner Books 2005)では163位にランク。
● 「Purple Rain」
1984年発表の同名映画サウンドトラック。
発表初週に100万枚を売り上げ何と約半年間24週間も、ビルボードチャートのNo.1に輝いています。
シングルカットされた「When Doves Cry」、「Let's Go Crazy」 の2曲がシングルチャートで1位を獲得。
「When Doves Cry」 は、年間シングルチャートでも1位を獲得。
その他にシングルカットされた「Purple Rain」が2位、「I Would Die 4 U」が8位、「Take Me With U」が25位にランキングしています。
プリンスの自伝映画として製作されたこの映画は、6800万ドルの興行収入を得て週間ボックスオフィスで1位、年間で11位という堂々たる成績を収めています。
プリンスは全米でのボックスオフィス、アルバムチャート、シングルチャートですべて1位を獲得。
同年の第57回アカデミー賞で歌曲・編曲賞を受賞。
第27回グラミー賞の最優秀映画・TV作曲賞受賞作。
全米で1300万枚、全世界で1500万枚以上を売り上げたこのアルバムの収益でプリンスは独自レーベルであるペイズリー・パーク・レコードを設立します。
● 「The Hits 1」
お隣「立ち食い蕎麦 越後やのおじょうさんが寄付してくださいました。
1993年に発売されたBestアルバム。
「ビートに抱かれて」「ポップ・ライフ」他、全18曲収録。