2013年
8月
22日
木
昨日は、お店を休んでしまい失礼しました。
約1年ぶりの風邪。
一昨日(20日)の21時ごろから、喉がいがらっぽくなり、煙草を吸うと咳き込む。
お店を閉め後片付けを始めたら、背筋に悪寒が走りし、咳も止まらず。
こりゃ~、やばい状態になったかも・・・。
自宅の戻り熱を測ろうとして体温計を出したら、乾電池が切れており使用不可。
仕方ないので市販の風邪薬と咳止め薬を飲んで寝たんですが・・・・、悪寒と暑さが交互にやってきてネ・・・・。
過去の風邪をひいたときの状況からすると、相当熱が出ているみたい。
で、昨日医者に行き、即効性のある注射を打ち頑張ってお店には行ったんですが・・・・、頭が朦朧としており、仕事にならず、諦めて自宅に戻りました。
注射と薬が効いたようで、結構スッキリ気分。
本日は、木曜日・・・・、60‘sの日。
現在のロック・ポップスの原点となる60‘sの音楽を一杯かけますからね!
お待ちしておりま~す!!
2013年
8月
19日
月
深海の幻の巨大生物~ダイオウイカを世界で初めて撮影に成功した感動の一冊です。
小学校5年生頃だったと思うけど、「世界少年少女文学全集」で読んだジュール・ヴェルヌのSF冒険小説「海底二万里」。
クラーケンのモデルとされる巨大イカが登場し、航行中の船舶を襲撃する場面があるんだけど、挿絵が当時怖ってね・・・・ず~っと気になっていてね・・・・。
その後、このクラーケンがダイオウイカと言うことを知り、何とか実物~動いているダイオウイカを見てみたいと思っていました。
それが何と7月にTVで見れたのです。
ドキュメンタリー番組「NHKスペシャル『世界初撮影! 超深海の巨大イカ』」。
初on airは、今年1月だったそうですが、それは気が付かず、7月にon airされたのを見て・・・、もう感激!!
ダイオウイカは深海に生息する全長10メートルにも及ぶ巨大生物。
だから、これまで生きて動いている姿が撮影されたことがなかったのに・・・。
で、その舞台裏を知りたくってネ、つい同本を購入してしまいました。
このプロジェクトは、10年以上ダイオウイカを追い続けてきたんですって・・・。
欧米では、船を襲ったりする妖怪のようなミステリアスな伝説の生き物として有名なんですが、日本での知名度・認知度はほとんどないようです。
そんな低評価のダイオウイカ、ましてや深海のどこにいるかわからず、いつ撮影できるかもしれない生物に国・研究機関・マスコミが簡単に資金提供するとは思えない。
相当ご苦労されたはずです。
最初に「世界初の映像を撮り、番組にする」と考えたのは、後にNHK深海プロジェクトのメインプロデューサーとなる岩崎さんと、カメラマン河野さん。
1997年、そのダイオウイカを食べるマッコウクジラの群れの写真が小笠原で撮られ、自然科学雑誌に発表されたのを読んだからだそうです。
それに、番組ディレクターとなる小山さん、ダイオウイカ研究の第一人者である国立科学博物館の窪寺さん。
人材は揃ったものの、企画が通らない。
それ故、研究費もでない。
肝心のダイオウイカも姿を見せず、番組制作は何度も暗礁に乗り上げる。
通らなかったダイオウイカの企画書を工夫し、日本では知名度抜群のマッコウクジラを前面に出して企画書を通す、‥等の話。
博士たちのエピソードや予算の苦労話、初めて生きた動いているダイオウイカを見た時の感動など、10年間の出来事をわかりやすく時系列で記述されています。
十数年の歳月をかけて、初めて生きた動いているダイオウイカの23分の動画を撮ったことの意味が、本書でわかります。
釣が大好きで、イカや鬼カサゴ・キンメ・キンキ・アコウダイ等の釣に行きます。
鬼カサゴのタナは、大体100m前後、イカは150mぐらい、キンメ・アコウダイは400m前後になります。
太陽の光が届かなくなるのが水深200mぐらいらしいので、今回の映像を見て、彼らが暗黒世界に生存しているのを実感しました。
発売元:光文社
判型:新書判ソフト
定価:945円(税込み)
2013年
8月
18日
日
「ローン・レンジャー」を観に行ったんですが、・・・・超満員!
で、急遽変更し、「ホワイトハウス ダウン」を・・・・。
TVの映画スポットで騙されることが多いよね~、面白い場面のみ流すからね。
騙されてもいいや・・・・どうせ「夫婦50割引」・・・、二人で2000円だし・・・・。
イヤ~、「ホワイトハウス ダウン」、面白かったですよ!
ストーリー的には、出来の悪い男が国を救う為に悪と戦う。
そこにかわいい子供が絡む・・・という典型的なアメリカ映画。
ホワイトハウスが爆発発炎上し崩落する等、CG描写の迫力も最高!
内部の色々な仕掛け~都市伝説もあり、本当に面白いエンターテイメント作品です。
また、エンディングに使用されている楽曲がネ・・・・、
ナント、Rolling Stonesが1971年に発表した「Street Fighting Man」なんです!!
映画も面白く、Rolling Stonesの「Street Fighting Man」も聞けたなんて・・・・最高です!!
で、ネットで同映画の写真を探していたら、少し前に封切られた「エンド・オブ・ホワイトハウス」に似ているとか・・・。
この映画は見ていないので、何とも言えないけど、映画は面白ければいいよね。
娯楽映画・・・、最高です!!
2013年
8月
16日
金
もう~、夏バテ状態でして・・・・、私ら二人・・・、ダウン気味!!
7月も色々な方がレコードを持って来てくださいました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。
● Hooters/フーターズ 「Nervous Night」
MATUMOTOさんが持ってきてくださいました。
1985年に発表。
USAビルボードのアルバムチャートで12位を記録。
同年「ローリング・ストーン」誌の最優秀新人ロックバンドに選ばれました。
余談ですが、当店でもリクエストの多いシンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」は、Hootersの主要メンバー ロブ・ハイマンが作曲したそうです。
● Tedeschi Trucks Band/テデスキ・トラックス・バンド 「Revelator」
YOSHINOさんが持ってきてくださいました。
同バンドは、2010年に結成されたフロリダ州を拠点とするブルース・ロック・グループ。
同アルバムは、2011年に発表。
ローリング・ストーン誌は、このアルバムに5段階評価で4つ星を与え、「傑作」と評しています。
カナダのアルバム・チャートでは最高で92位[、UKアルバム・チャートでは最高164位を記録し、第54回グラミー賞において最優秀ブルース・アルバム賞を獲得しています。
余談ですが、このバンドはブルーズ・シンガーのスーザン・テデスキと、彼女の夫デレク・トラックが中心なんだけど、調べていたらデレクはオールマン・ブラザース・バンドにいたとか・・・?
オールマン~は、皆知ってるよね。
1971年に24歳でデュアンがオートバイ事故で他界し、その後ディッキー・ベッツが中心になり1972年「Eat A Peach」、1973年「Brothers And Sisters」(ビルボードUSAアルバム・チャートNo.1獲得!)を発表。
1975年以降のオールマン・ブラザース・バンドは知らないのだけど、今回の件でさらに調べたら現在もなお活動していたんですね。
で、デレクがオールマンに参加したのが、2000年だそうですよ!
知らなかったな~。
● Billy Joel 「The Bridge」
TATEISHIさん、TOMOMIさんが、持ってきてくださいました。
同アルバムは、1986年発表。
このアルバムと、おtても贅沢なアルバムなんです。
クレジットに記載されている参加アーチストが凄い!
レイ・チャールズ、シンディ・ローパー、スティーヴ・ウィンウッド、ロン・カーター、マイケル・ブレッカー・・・・。
このアルバムからシングルカットされた「モダン・ウーマン」は、ベット・ミドラー主演の映画「殺したい女」の主題曲となりビルボードで10位に。
「マター・オブ・トラスト」も、ボードビル10位、「ディス・イズ・ザ・タイム」も18位、「ベイビー・グランド」は75位を記録したそうです。
アルバムもアルバム・チャートで7位を記録。
まだまだ、真夏日が続くそうなので、熱中症などにならないよう、ご自愛くださいね!!
2013年
8月
15日
木
今年も大田区の花火大会が行われました。
JRの鉄橋の河川敷で行われるので、川崎市住民なのに、タダで楽しませていただき申し訳ないですね!!
この花火、本当に目の前に上がるので、迫力満点です。
多摩川の水面に映る花火・・・・、チョット感傷的になります。
2013年
8月
14日
水
本書は、氏が広島の被爆者の姿を描いた朗読劇にイラストを添えて、小学生でも読める戦争物語として刊行されたそうです。
絵本の体裁となっているため、読むだけなら30分もあれば十分なんですが、考えさせられる本。
また、会話部分が広島弁になっているので、ちょっと読みづらいかもしれませんが・・・。
「少年口伝隊(くでんたい)」は、原爆によって印刷機を失った中国新聞社がニュースを口伝えで知らせる「口伝隊」を組織したという事実をもとに書かれています。
主人公は、1945年8月6日朝、米軍機が投下した原爆によって壊滅した広島の日治山のふもとに住む国民学校6年生の英彦、正夫、勝利の少年3人。
この3人は、かろうじて生き残ったものの、そろって家族を失い浮浪者に。
3人は、開設された「迷子収容所」で中国新聞の女性記者と出会い、行方知れずの家族を捜し、炊き出しにありつくため、新聞を発行できなくなった中国新聞社が急遽組織した軍や県の告知を伝えて歩く口伝隊に志願しニュースを口頭で市民たちに伝え歩く。
最初、少年達にはニュースの内容が理解できなかったが、徐々に内容を知り、大人達の変節ぶりに激しい怒りをおぼえる。
そして被爆1か月後、原爆で壊滅した広島に2千人以上の死者を出した枕崎台風が襲う。
勝利は水害で命を落とし、正夫は原爆症で死去。
15年後、英彦も原爆症のため、20代の若さで世を去る。
「戦争」「災害」「放射能」、その中で懸命に生き、死んでいった少年たちの姿を現在の子供達にもわりやすい形にした本書は、未来に残したい一冊だと思います。
本書の中で特に心に残った場面は、孤児となった少年たちが身を寄せる広島文理大学(現広島大学)の教師に向かって「もうええが、もうたくさんじゃ」と嘆くと、その広島文理大の哲学教師が、「狂ってはいけん」と言い、次のように少年を諭す場面。
「いのちのあるあいだは、正気でいないけん。おまえたちにゃーことあるごとに狂った号令を出すやつらと正面から向き合ういう務めがまだのこっとるんじゃけぇ」
「広島の子どものなりたかったものになりんさいや。こいから先は、のうなった子どものかわりに生きるんじゃ。いまとなりゃーそれしか方途がなあが。……そんじゃけぇ、狂ってはいけん。おまいにゃーやらにゃーいけんことがげえに山ほどあるよってな」
「狂った号令を出すやつらと正面から向き合ういう務めがまだのこっとるんじゃけえ」
2013年
8月
13日
火
最近のTV-CMで一番見かけるのが「ローン・レンジャー」と「スーパーマン」の映画のスポット。
両方とも僕の小さいころテレビでやっていたアメリカもの。
もちろん白黒画面・・・・、懐かしいよね。
僕が8歳か9歳ぐらいだったのですが、結構覚えています。
当時、金沢文庫にあった父が勤める会社の社員用集合住宅に住んでいてね・・・、とにかく古くて汚い!
畳にビーダマを置くとすぐにコロコロと転がり始めるし、雨が降ると壁の裏側で滝のような音がしていました。
冷蔵庫はありましたが、今の若い人は信じられないと思うけど氷を一貫目買ってきて入れて冷やすという代物。
夏場は、その氷の上にトマトを置いといてね、オヤツとして齧り付いていました。
当然、クーラーなんてものはない。
着ている服は、上からのお下がりばかり。
ズボンのお尻はキャッチャーミット、膝の部分はもちろん継ぎはぎだらけ。
でも、何故かテレビ導入だけは早くってね・・・・。
「ローン・レンジャー」は、もともとアメリカのコミックだったのが1949年にテレビ化されたもので、日本では1958年から放送開始されたようです。
冒頭の部分が印象的でしたね。
ローン・レンジャーが愛馬シルバーに跨り「ハイヨー、シルバー!」という掛け声とともに今回の映画でも使用されている「ウィリアム・テル序曲」にのって渓谷を疾駆する姿がとても恰好よかった。
相棒はもちろんインディアンの青年トント。
彼の「白人嘘つき。インディアン嘘つかない」の台詞は、随分真似をしたものです。
スーパーマンは、記憶を辿ると最初はアニメで放送されていました。
日本では1956年から現TBSで放映開始。
続いてテレビドラマ化されたようです。
大平透の声で・・・・
「弾丸(タマ)よりも速く、力は機関車よりも強く、高いビルディングも一っ飛び!
空を見ろ・・・、鳥だ・・・、飛行機だ・・・、あっ、スーパーマン!
そうです、スーパーマンです!
遠い星からやってきた奇跡の男……。
彼はクラーク・ケントと名のり、メトロポリスの新聞社デイリープラネットの記者となって、正義と真実を守るため、日夜闘い続けているのです」
この台詞、当時の子供は皆覚えて居ましたね。
それにしても、今何故アメリカは「ローン・レンジャー」と「スーパーマン」なんだろうか?
モノの本によると・・・
「ヒーローとは、普通の人を超える力・知識・技術を持ち、それらを用いて一般社会にとって有益とされる行為、いわゆる救世主としての行為を行う。多くの物語では、これを阻止しようとする悪役・敵役が共演することになる。また、突出した能力を持っていない場合でも、何らかの形で英雄的行為をすることがある」
とあります。
ある研究者によると・・・
「ヒーローを求める世相とは、社会情勢が不安定になったり、国家の行く先が不安になったときに、模範的人物としてヒーローが求められるようになる。特に若い人の中でこの傾向は顕著であるとしている」と。
アメリカに限らず、どこの国もヒーローを求めているということは、社会情勢が不安定なんだろうね・・・・。
2013年
8月
12日
月
暑いよね~。
もう~、溶けちゃいそう~!
私ら二人とも湿気・熱気にとても弱いものですから・・・、夏バテ状態・・・。
ブログも更新しなければと思いつつも・・・・、心と体がついていかない・・・。
ウナギでも食べて頑張ろう!
と、思うのだが・・・・・、ウナギも高価な食材になってしまったからね・・。
どぜうで我慢するか!
で、遅ればせながら最近の出来事を・・・。
● 素敵な浴衣姿でご来店!!
David Bowie、Rolling Stones、KISS、Tom Waits・・・が大好きな、とても素敵なMさん。
そのMさんが、浴衣姿で登場!
真夏の浴衣姿・・・・、見ていて気持ちがいいよね。
爽やかで清々しい色気を感じます・・・・が、故母が着物党でありましたので、何故か色気より先に安心感というか・・・懐かしいというか・・・。
でも、でも・・・・とても素敵でしたよ!!
Rockと浴衣・・・・、とても似合います!
また、機会がありましたら、浴衣でご来店くださいね!!
● 藤田 宜永 著 「老猿」 読了
「ありふれた男の平穏は唐突に破られ、思いがけない冒険が始まった」という本の帯で思わず購入。
主人公は、定年退職前にリストラされたホテルマン。
リストラと同時に妻子とも別れ、父が隠れ家として使用していた軽井沢の別荘に住むことになった几帳面な男。
その男と隣に住む「老猿」とあだ名をつけられた71才の偏屈で謎だらけの老人とやはり謎めいた中国から来た女性が繰り広げる冒険小説・・・・のようなんですが・・・、今一・・・ダラダラ感が・・・。
藤田作品は、これで2冊目ですが、以前読んだ「鋼鉄の騎士」が非常に面白かっただけに・・・・、残念!
因みに「鋼鉄の騎士」は、1995年に日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞を受賞した作品だけに、とても面白い本です。
第二次大戦直前、カー・レースに魅せられ子爵家出身の日本人青年が、1938年の南仏ポーで開催された国際フォーミュラ・レースに出場するまでの間に、ソ連・ドイツ・フランスのスパイ事件に巻き込まれるという、波瀾に富んだストーリー展開。
この本はお薦めです!!
● 8月の新レコード
7月・8月とかなりの量のレコードをいただきましたが、暑さで気力が失せ・・・、紹介できずじまい。
お盆休みなので、後日まとめてご紹介しますね。
レコードを持ってきてくださいました皆様、誠に済みません。