10月から始めた「今月のサービスウイスキー」は、お客様より「新しいシングルモルトやブレンデッドモルトを知るいい機会」と好評を博しています。
12月のサービスウイスキーは、「バルブレア12年」。
「バルブレア12年」は、1749年創業のハイランド地区最古の蒸留所の一つと言われているバルブレア蒸留所で造られるシングルモルト。
「ザ・スコッチ」と言われ、スコッチ・ウイスキーの代名詞にもなっている世界的に有名な「バランタイン17年」を中心としたバランタイン・シリーズの主要原酒でした。
そのため、ほとんど市場に出ることはない希少なシングルモルトとして有名。
熟成にアメリカンオークの旧バーボン樽とダブルファイアード・アメリカンオーク樽を使用。
光沢のあるゴールドの原酒から醸し出される柑橘系の爽やかな香り、バニラや蜂蜜のような甘さやフレッシュな青りんごの甘酸っぱい芳香が感じられます。
口に含むと、とてもまろやかで、リンゴや洋梨のような爽やかな味わいがして、とても飲みやすいシングル・モルトです。
丁寧に作られた希少ウイスキー「バルブレア」は、ハイランド流のノンピートでとてもフルーティーかつ濃厚な味わいが特長のまさに正統派ハイランドモルト。
シングルモルトファンだけでなく、ウイスキー初心者や女性にも飲んでいただきたいシングルモルトです。
(※)バルブレア蒸留所は、たったの8人という少人数経営。
ポットスチルも2基、ボトルのラベル張りも自分たちだけで行っている小規模生産の蒸留所。
第65回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞したケン・ローチ監督の映画「天使の分け前」(2013年公開)のロケ地として有名。
映画「天使の分け前」は、スコッチ・ウイスキーの故郷スコットランドを舞台に、問題ばかり起こしてきた若者がウイスキー造りを通して、人生を再生していくさまを描く内容。
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