大好きなバンドの一つ、Allman Brothers Band。
そのAllman Brothers Bandの
オリジナルメンバーであるDickey Bettsが、2024年4月18日に亡くなりましたネ。
慢性閉塞性肺疾患と癌だったそうです。
享年80歳。
心より合掌!
ディッキー・ベッツが亡くなったことにより、Allman Brothers Bandの主要メンバーは全て天国へ・・・。
1971年にDuane Allmanがオートバイ事故で、
翌1972年にキーボードのチャック・リーヴェルが同じくオートバイ事故で、
2017年にはデュアンの弟Greg Allmanが肝臓ガンの合併症で、
ドラムスのButch Trucksも・・・・。
大好きなバンドの一つAllman Brothers Bandは、デュアンと弟のグレッグが中心に結成されたオールマン・ジョイズとカリフォルニア州ロサンゼルスで活動していたブッチ・トラックス(ドラムス)、ディッキー・ベッツ(ギター)、ベリー・オークリー(ベース)等が結成した31stオブ・フェブラリーというバンドが合体しAllman Brothers Bandに。
1971年発表の「At Fillmore East」が大成功した直後の同年(1971年)10月29日にデュアン・オールマンが24歳の若さでバイク事故で死亡。
その時レコーディング途中だった次作「Eat A Peach」をベッツが中心となって完成。
この実績と強力なリーダーシップと豊かな音楽性を発揮したことによりベッツがデュアンに変わってバンドのリーダーを務めるようになる。
翌1973年に発表した「Brothers And Sisters」は、ビルボード全米アルバム・チャートNo.1の大ヒットを記録。
シングルカットされた 「Ramblin' Man」もポップ・チャート2位を記録し、アメリカの国民的バンドとしての地位を確立。
インスト曲「ジェシカ」は、英テレビ番組「トップ・ギア」のテーマ曲とて使用され、1996年にベスト・ロック・インスト賞を受賞。
1975年に発表したアルバム「Win, Lose or Draw/邦題:熱風」は、全米アルバム・チャートで5位を記録。
しかし、グレッグ・オールマン等と個人的対立やメンバー間の音楽的な意見の相違などにより1976年にバンドは解散。
ベッツはDickey Betts & Great Southern を結成。
ディッキー・ベッツは、1995年にロックの殿堂入。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第58位、2011年の改訂版では第61位。
「ディッキーは、メンバーのデュアン・オールマン、ベリー・オークリー、ブッチ・トラックス、グレッグ・オールマン、そしてクルーメンバーのトゥイッグス・リンドン、ジョー・ダン・ペティ、レッド・ドッグ、キム・ペイン、マイク・キャラハンとともに、空に浮かぶ古い(キャンピングカー)ウィネベーゴで、バンドの音楽を聴いてくれる皆に届けながら世界をツアーしています」と発表したそうです・・・・。
寂しいね・・・!
コメントをお書きください