コロナ禍の中、皆様はお変わりございませんか?
TVでの情報番組に出演している医師によると「2月中旬にはピーク・アウトするのでは?」と言っていますが・・・・。
早く普段通りの生活に戻りたいですね!
で、時短営業中の現在、当然お客様は少ないのですが、またまた新しいバーボンを入荷しましたのでご紹介しますね。
「テネシーウイスキーの代表は?」と聞くと、多分ほとんどの方が「ジャックダニエル」と答えると思いますが、今回入荷した「ジョージ・ディッケル No.8」は、ジャックと双璧をなすテネシーウイスキーなのです。
1870年にテネシー州でウィスキー蒸留をはじめる。
彼の死後は家族が経営していましたが、禁酒法時代に一旦閉鎖。
その後も何度か閉鎖・復活を繰り返し、1958年にマスターディスティラーのラルフ・ダップスによって再建され生産を開始。
この時ダップスは、ディッケルのオリジナルレシピを再現し、「月光のようになめらか」な「アメリカ最高のウイスキー」と評し「ジョージ・ディッケル サワーマッシュ・テネシーウイスキー No. 8」と「No. 12」 を蘇らせました。
しかし、その後も製造元のジョージ・ディッケル蒸溜所は何度か閉鎖。
2003年、ディアジオ社により操業を再開。
現在はディアジオ社およびマスターディスティラーのジョン・ランの管理の元、「ジョージディッケル No.8」は世界各国で大注目を浴びています。
「ジョージディッケルNo.8」は、昔ながらのディッケル流で造られていますが、同酒はテネシーウイスキー(※1)の条件に一工夫を加え、トウモロコシの比率を84%まで高め、サトウカエデ(メープル)の炭の上に羊毛の毛布を敷いて10日間かけ丹念にろ過するという独自の「チルド・メープル・メローイング製法」を用いています。
発酵はできる限り自然な状態に保ち、「No. 8」の場合は4〜6年で熟成。
トウモロコシの比率を84%まで高めたことによりトウモロコシ由来の強い甘味が魅力。
香りは複雑ですが、柔らかくまろやかで芳醇な風味。
口に含むとマイルドで優しい味。
余韻はライトでキレが良く、香ばしいライトタイプのテネシーウイスキー。
ジャックダニエルと飲み比べても面白いと思いますよ!
是非ご賞味ください。
「ジョージディッケル No.8」:シングル 900円
(※1):「テネシー・ウイスキー」の称号は、テネシー州で蒸留、テネシー州産のサトウカエデの炭で濾過、テネシー州で熟成して初めて称号を得ることが出来ます。
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