「ロングモーン」は、「マッカラン」や「グレンファークラス」と並ぶトップドレッシング(※1)の一つとしてブレンダー間で絶大な人気を誇るシングル・モルト。
「スペイサイドの隠れた宝石」とも言われる銘酒です。
1894年創業のロングモーン蒸留所は日本であまり知られていませんが、実はとても日本との繋がりがある蒸留所なのです。
TVドラマにもなった「マッサン」ことニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏が、最初にウイスキー造りを学んだ場所がロングモーン蒸留所。
これまで「ロングモーン16年」がオフィシャル・ボトルでしたが、新たに2016年に発売された「ロングモーン・ディスティラリーズチョイス」が新しいオフィシャルボトルとなりました。
「ロングモーン」は、バーボン樽、シェリー樽、ホグスヘッド樽(※2)の3種の原酒を組み合わせて熟成されたものをボトリング。
ブドウやレモンのよいうな爽やかな香り、マンゴーのような甘くフルーティーな香り。
ジューシーな洋梨の風味。
また、香ばしい麦芽の風味、ほのかなキャラメルの甘さやレモンピールのような爽やかさ、飲んだ後に残るアメリカンオーク樽由来のオーク香。
これらのいろいろな香りが織りなす味わいは格別ですよ!
ウイスキーとして日本での知名度はあまり高くはありませんが、「スペイサイドの隠れた宝石」とも言われる銘酒を是非一度ご賞味ください。
「ロングモーン・ディスティラリーズチョイス」 : シングル 1200円
(※1)トップドレッシング:味わいにより深みと奥行きを与える最上のモルトのことを指すブレンダー用語。
(※2)ホグスヘッド樽:いったん解体したバーボン樽を組み直して作られた樽。
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