ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演の1994年公開アメリカ映画。
第67回アカデミー賞で作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/編集賞/視覚効果賞の各賞、
第52回ゴールデングローブ賞でドラマ部門作品賞/監督賞/ドラマ部門主演男優賞の各賞、
第48回英国アカデミー賞で視覚効果賞、
第63回ナショナル・ボード・オブ・レビューで作品賞/主演男優賞/助演男優賞を受賞。
キャッチコピーとして使われているフォレストの母親の言葉「Life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get./訳:人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」は、「アメリカ映画の名セリフベスト100」において第40位にランキング。
本当に素晴らしい映画です。
空中を舞う鳥の羽がバス停のベンチに。
そのベンチに座っているのは、年齢を重ねたフォレスト。
フォレストはそのベンチでバスを待つ人々に話しかけながら、フォレスト自身の過去を回想するシーンから物語が始まります。
生まれつき知能指数が低く、子供時代から周囲の心ない人に「うすのろフォレスト」と嘲りを受けるフォレスト。
しかし、≪誰にも負けない俊足≫と母親の大きな愛情により育まれた純真な心を持ったフォレストは、周囲の人々に助けられながらも困難な状況を乗り切り数々の成功を収め、同時に彼に係わった周囲の人々にも幸福をもたらします。
面白いのは、1950年~80年代に起こりアメリカ現代詩に残るような政治的な出来事に立会うフォレス。
アラバマ大学 黒人学生入学拒否事件、ジョン・F・ケネディ大統領兄弟暗殺事件、ヴェトナム戦争(1959~1975年)、ブラックパンサー党、ピンポン外交、ウォーターゲート事件(ニクソン大統領)、フォード大統領暗殺未遂、レーガン大統領暗殺未遂等々・・・。
フォレストは、自慢の俊足を活かしたアメフト選手、兵士時代、ピンポンで功績を残したフォレスト。
なんと3回もホワイトハウスを訪れ、大統領と面会します。
もちろん合成映像ですが、この時代を知っている僕らには嬉しい映像です。
各時代の大統領やエルビス・プレスリー、ジョン・レノンなども出てきますよ!!
なお、この映画のサウンドトラックは約1,800万枚という大ヒットを記録したそうです。
挿入歌は57曲だそうで、アルバムにはどの曲が入っているのかわかりません。
何とか入手したいのですが、このサントラ盤も結構なお値段・・・・。
廉価版を探しています。
とにかく面白いので、観ていない方は是非!!
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