大好きな映画の1本。
1992年製作のアメリカ映画。
クラブ歌手として働くデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)。
愛人であるギャングのヴィンスが、裏切り者を殺害する場面を目撃。
そのため命を狙われる身になるが、警察に保護され新米シスターとして修道院に身を隠すことに。
修道院で怖い院長のもと、規律に縛られた日々を過ごす彼女はある日聖歌隊のリーダーに任命される。
デロリスは歌手としての本領を発揮し、冴えない聖歌隊を鍛え上げ、ロックやソウルを取り入れたパフォーマンスで街中の注目を集めていきます。
最後は、大好きなLittle Peggy Marchの「I Will Follow Him」をゴスペル風にアレンジし、教会で歌い大喝采!
良かった、良かった!!
同映画は、アメリカでは6ヶ月を記録する大ヒットロングランとなり、主演のウーピー・ゴールドバーグの人気を不動のものにしたミュージック・コメディです。
当然ストーリーも面白いけど、何といっても音楽が最高!
主人公のシスター・メアリー・クラレンス(ウーピー・ゴールドバーグ)が映画の中で「50年代~60年代が大好き」と言うことで、Supremes風の曲や1964年に全米No.1,全英No.5になったMary Wellsの「My Guy」、1963年に全米No.1に輝いたLittle Peggy March「I Will Follow Him」等が流れます。
特にLittle Peggy March「I Will Follow Him」は、中学生の頃、大好きなアメリカン・ポップスの1曲。
映画の中で最後にこの曲を教会で歌うのですが・・・・、もう涙・涙・・・でした。
有名な映画なので観ている方は多いでしょうが、まだ観ていない人は是非観てください。
同映画は、累計興行収入2億3,160万ドル(国内1億3,960万ドル、海外9,200万ドル)で、1992年の世界興収記録としては第8位を記録したそうです。
コロナ騒動で実現できるかどうかわかりませんが、今年2021年にロンドンでミュージカルになるそうです。
当然、ウーピー・ゴールドバーグがデロリス役を28年ぶりの再演とか・・・。
●ウーピー・ゴールドバーグ
(Whoopi Goldberg)
アメリカ合衆国ニューヨーク出身の女優、コメディエンヌ、歌手。
エミー賞、グラミー賞、オスカー(アカデミー賞)、トニー賞の4つの賞をすべて受賞した女優。
1984年の「The Spook Show」で第28回グラミー賞最優秀コメディ・アルバム賞受賞。
1985年「The Color Purple」でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞。
1990年「Ghost/邦題:ゴースト・ニューヨークの幻」アカデミー助演女優賞、ゴールデングローブ賞 助演女優賞、英国アカデミー賞 助演女優賞 受賞
1993年に「天使にラブ・ソングを/1&2」の演技でアメリカン・コメディ・アワード受賞。
2001年TVアニメ「キング・オブ・ザ・ヒル」の声優でアニー賞受賞。
●Little Peggy March「I Will Follow Him」
大好きな曲。
この曲は、ペトゥラ・クラーク「愛のシャリオ」のカヴァー曲。
1963年、全米シングルチャート/ビルボード・ホット100でNo.1に輝く。
当時15歳のLittle Peggy Marchは「最年少1位獲得記録」を樹立。
しかし、同年、スティーヴィー・ワンダー(当時13歳)に最年少1位獲得記録は更新されましたが、現在なお最年少1位獲得女性歌手の記録は破られていません。
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