久しぶりに心がホンワカと優しさに包まれる小説。
今評判になっている高田郁著「みをつくし料理帖」全10巻を読み終えました。
このような心優しい時代小説もあるのですね。
読んでよかった。
と言うのも、少しへそ曲がりな性格でね・・・、ベストセラーは読まない主義なんですが・・・。
閉店後、深夜のTVドラマ「みをつくし料理帖」を1回見たのがきっかけ。
10巻大人買いし、一気読み。
面白かったな~。
江戸時代の文化や武家・庶民の食べ物、料理へ真摯に向き合う料理人の姿等、「つる家」を取り巻く商人や武士等の人間模様・人情等が生き生きと描かれています。
江戸のそば処「つる家」を中心に店主・種市に助けられ「つる屋」の料理人となる澪とその幼馴染・野江が、周りの人々に助けられながらも艱難辛苦を乗り越え成長していく姿に結構感動します。
年のせいかもしれませんが、けっこう熱いものが込み上げてくる泣ける小説です。
お薦め本ですよ!
同小説を角川春樹が映画化しているようです・・・。
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