Ken Hensleyが11月4日(2020年)にお亡くなりになりましたね。
享年75歳。
また一人、同年代の偉大なるアーチストが亡くなり、とても残念です。
心より合掌!
僕がKen Hensleyを知ったのは、1971年に発表されたUriah Heep3枚目のアルバム「Look at Yourself/邦題:対自核」から。
ラジオから流れてきたとてもハードでカッコいい曲が「Look at Yourself/邦題:対自核」でした。
当時、悩み多き少年だった僕は、このタイトルで自分自身を見つめ直し・・・・、まっとうな世界へ・・・。
な~んて、そんな大袈裟な事ではないけどネ・・・・・。
1970年前後の音楽状況は、とても素晴らしい時代でね、Beatles解散後60年代後半の混沌とした状況から脱し、今までにないハードロックやプログレ等々が花開いた時代でした。
そんな時代に身を置いていたのが最高に幸せ!!
特にハードロックといわれるジャンルでは、伝説的なバンドが各国から誕生。
UKからLed Zeppelin、Deep Purple、Black Sabbath、Uriah Heep等。
USAからGrand Funk Railroad、Blue Öyster Cult、Cactus、James Gang、Rick Derringer、Montrose等。
カナダからGuess Who、Steppenwolfや若干遅れるけどRushやBachman-Turner Overdrive等。
バンド名を列挙するだけでもハードロック・ファンは興奮するよね!
上記バンドのアナログレコードありますから、リクエストくださいネ。
で、このような時代背景の中、ケン・ヘンズレーは、1965年「The Gods」のメンバーとしてデビュー。
余談ですが、このGodsは凄いバンドでね、オリジナルメンバーにはケン・ヘンズレーの他、ミック・テイラー(後にジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズやローリング・ストーンズに参加)、ジョン・グラスコック(後にジェスロ・タルに参加)が在籍。
その他に1967年には後にキング・クリムゾンやELPに参加するグレッグ・レイクも在籍していたんです。
その後、ケン・ヘンズレーは、ミック・ボックス(ギター)やデヴィッド・バイロン(ボーカル)に誘われ、1969年末「ユーライア・ヒープ」を結成。
≪結成当時のメンバー≫
・デヴィッド・バイロン:リード・ボーカル
・ケン・ヘンズレー:キーボード
・ミック・ボックス:-リードギター、アコースティック・ギター
・ポール・ニュートン:ベース
・イアン・クラーク:ドラムス、パーカッション
彼は、1980年ユーライア・ヒープを脱退するまで13枚もアルバムに参加しています。
2020年11月4日、スペインにて死去。
ソロアルバム「My Book of Answers」の制作を終え、2021年2月にリリースを控えたそうです。
本当に残念です。
改めて合掌・・・。
余談ですが、ユーライア・ヒープは、ミック・ボックスを中心に現在も活動しています。
2019年の川崎チッタ公演を観た時は、つくづく1973年に行われたオリジナルメンバーでの日本公演に行けばよかったと・・・、後悔しています。
Best盤でもいいので是非一聴して欲しいバンドです。
本当におつかれさまでした。
●ケン・ヘンズレーが聞ける当店所有のアナログレコード
・The Gods「Best盤」
1970年~「...Very 'Eavy ...Very 'Umble 」(アメリカ版)
1971年~「Salisbury」
1971年~「Look at Yourself」
1972年~「Demons and Wizards」
1972年~「The Magician's Birthday」
1973年~「Uriah Heep Live」ライブ盤
1973年~「Sweet Freedom」
1975年~「Return to Fantasy」ジョン・ウエットン参加
1977年~Innocent Victim
その他のUriah Heep
1982年~「Abominog」
2018年~「Living the Dream」
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