「グリーンスポット(Green Spot)」は、アイルランド・ダブリンにある有名なワイン商・ミッチェル&サン(Mitchell&Son)社のプライベートブランド。
現在はミドルトン蒸留所で造られていますが、年間2,000ケース限定発売のため、入手困難なウイスキーの1本。
スコットランドの「シングルモルトのパイオニア」でグレンモー
レンジィの前マーケティング部長イアン・バクストン氏は、自書「101 Whiskies to Try Before You Die(死ぬまでに試したい世界の101のウイスキー)」の中で「グリーンスポット」を挙げています。
「グリーンスポット」の特徴は、アイルランド伝統のシングルポットスチルウイスキー。
シングルポットスチルウイスキーとは、モルト(大麦麦芽)と未発芽の大麦両方の麦汁を伝統的な銅製のポットスチル(単式蒸留器)で3回蒸留しできたウイスキー。
これにより、フルーティーな香りとなめらかでクリーミーな味わいが生まれます。
熟成年は8年から12年でバーボン樽だけでなくシェリー樽、マラガ樽も使用。
樽香は控えめですが、シェリー樽とマラガ樽による青りんご系の風味、柔らかな麦の香り、コクのある味わいで長い余韻が楽しめます。
ストレートもしくはロックでじっくり味わっていただきたいウイスキーです。
「グリーンスポット(Green Spot)」:シングル 1,250円
※ミドルトン蒸留所(Midleton)は、アイルランドのコーク(Cork)郊外にある蒸留所。
コークという街はアイルランド最南部にあり、温和な気候な人口10万人強の国内第2の都市。
街の外れにあるコーク湾は大西洋航路の基点となっていて、映画で有名な「タイタニック号」が最後に寄港した港として有名だそうです。
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