★Scott Walker/Walker Brothers

2019325日にScott Walkerが亡くなりましたね。

 

享年76歳。

 

合掌!

 

僕等の年代が知っているScott Walkerは、Walker Brothersのリーダーだった頃とその後ソロ活動に入ってからの1960年代のみ。

 

1970年代に入ってからのScott Walkerの情報は何も無く、「あの人は今・・・」的に今回の逝去を知りました。

 

彼の死を契機にネットで調べたら、80年代以降のスコット・ウォーカーは業界の中でかなり大物になっていたんですね。

 

驚きました。

 

あのデビット・ボーイやU2のボノ達が尊敬する人物に上げているんですから・・・・。

Scott Walkerが日本で大人気だったのは、年代的には1960年代後半。

 

当時は、今のように洋楽の情報入手は、ラジオと雑誌のみでね・・。

 

TVでやっていた洋楽番組は、中尾ミエ、伊東ゆかり、雪村いずみ、坂本九、パラダイスキング、尾藤イサオなどが日本語でカヴァーしていた洋楽ばかりで、本当の洋楽は無かった時代。

 

そんな1960年代後半、CX-TVに画期的な音楽番組ができました。

 

それが、「ビート・ポップス」と「モンキーズ」。

 

「ビート・ポップス」は、司会の大橋巨泉と当時の「ミュージック・ライフ」編集長の星加ルミ子、そしてステップ振付師のオヒョイこと藤村俊二の3人が、「ビルボード」や「キャッシュボックス」など、アメリカやイギリスのチャート雑誌を元にしたヒット・チャート番組。

 

当時一番驚いたのが、アーチストのプロモーションフィルム。

音楽情報の中心がラジオ・雑誌だった時代に、憧れのアーチストがTVの中で動いているのですから・・・・。

初めて見た時は驚きましたね。

 

当時の中学生・高校生は、この番組を見て深夜放送を聞くというのがステータスだったんですよ!

 

この番組を通して知ったのがWalker BrothersScott Walkerであり、その他沢山のアーチスト・楽曲を知りました。

ヴァニラ・ファッジ、オーティス・レディング、スコット・マッケンジー、ビージーズ、カウシルズ等々・・・・。

このカウシルズに関しての大橋巨泉の最高のギャグが「牛も知ってるカウシルズ、ウッシシ」。

当店ご来店のお爺さんたちは、今でも言ってます!

 

その他にも、R&B界の大物オーティス・レディング、テンプテーションズ、フランスのアイドル歌手シルヴィー・ヴァルタン・・・・

 

今や伝説となっているビートルズや大御所ローリング・ストーンズは、この頃はまだ現役だったんですよ。

大御所ローリング・ストーンズのShe's A Rainbowを聴いたのもこの番組。

 

その後、この曲はアップルがi-MacTVコマーシャルで使われていましたよね。

今でも、たまにかけます。

 

そんな凄いアーチストの中で記憶に残っているのがビージーズとWalker Brothers

特にWalker Brothersは、かっこよかったな~!!

ビートルズ風に髪が長く、しかも大ヒット曲「ダンス天国」を歌っているWalker Brothersが日本のスタジオにいる、自分と同じ日本の空気を吸っている。

もうそれだけで興奮したものです。

 

「ダンス天国」「孤独の太陽/In My Room」「 ジャッキー」等々。

Scott Walkerは、ゲイリー・リーズ(後のゲイリー・ウォーカー)やジョン・ウォーカーと共にWalker Brothersを結成。

 

イギリスのフィリップス・レコードと契約し、1965年にシングル「Pretty Girls Everywhere」でデビュー。

 

2ndシングル「Love Her」がUKチャート20位を記録。

 

3rdシングル「涙でさようなら」が、UKチャート1位のヒットを記録。

 

以降、UKチャート1位、USAチャート13位を記録した「太陽はもう輝かない」や「孤独の太陽」、「ダンス天国」等のヒットを放ち、イギリスのみならず日本、ヨーロッパ、オセアニア諸国で大人気に。

 

しかし、1967年に突然解散。

 

Scott Walkerは、解散後もイギリスに活動拠点を置き、1967年にソロアルバム「Scott」を発表。

 

ベルギーのシャンソン歌手ジャック・ブレルの「Jackie」をカヴァーしUKチャート22位を記録。

 

日本では、「ダンス天国」や日本独自発売の「孤独の太陽」が大ヒットし、不二家チョコレートのCMに出演するなど日本列島に旋風を巻き起こし、19672月に初来日となります。

 

この時、日本武道館でLIVEを行っているんです。

 

この日本武道館LIVEは、ビートルズに続いての2番目のLIVEになりました。

 

当時Walker Brothersの人気が凄かったのが分かりますよね!!

 

1968年、キャリア最大のヒット(UKチャート7位)となるシングル「Joanna」発表。

 

アルバム「Scott 2」は全英チャート1位を記録。

 

僕らが知っているWalker BrothersScott Walkerは、ここまで。

 

2007年、ドキュメンタリー映画「スコット・ウォーカー 30世紀の男」が全英公開された。

 

Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第39位。

 

これだけでは、80年代以降のScott Walkerのことは分かりませんよね。

 

どうしてあのデビット・ボーイやU2のボノ達が尊敬する人物になったのか?

 

このことを理解するためには、デイヴィッド・ボウイをエグゼクティブ・プロデューサーに迎え制作・公開されたドキュメンタリー映画「スコット・ウォーカー 30世紀の男」を見ないと分からない感じです。

 

80年代以降のScott Walkerに関しては、後日また記述しますね

●所有アルバム

 

 

Best Of The

 

1.    In My Room

 

2.    First Love Never Die

 

3.    My Ship Is Coming In

 

4.    There Goes My Baby

 

5.    Love Minus Zero

 

6.    The Sun Ain't Gonna Shine Anymore

 

B

 

7.    Land Of A Thousand Dances

 

8.    I Will Waite For You

 

9.    Everything Under The Sun

 

10.  Turn Out The Moon

 

11.  Make It Easy On Yourself

 

12.  Walking In The Raine

 

Scotti 2》

 

1.    ジャッキー/Jsckie

 

2.    ふたつの世界/Best Of Both Worlds

 

3.    黒羊の少年/Black Sheep Boy

 

4.    恋するハンフリー・プラグ/The Amorous Humphrey Plugg

 

5.    ネクスト/Next

 

6.    街の乙女/The Girl From The Streets

 

7.    ザ・プレイグ/The Plague

 

8.    ジョアンナ/Joanna

 

9.    王宮の人々/Plastic Palace People

 

10.  暗くなるまで待ってWait Unyil Dark

 

11.  犬と少女/The Girl And The Dogs

 

12.  世界の窓は雨に濡れて/Windows Of The World

 

13.  /The Bridge

 

14.  春来りなば/Come Next Soring

 

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