西村京太郎は知ってますよね。
そう、トラベルミステリーの第一人者で、多くの作品が映画化・TVドラマ化されています。
でも、本日ご紹介する本には、十津川警部は出てきません。
西村京太郎が、初めて著す15歳当時の戦争体験と戦後の生き様および日本人と戦争について語った戦中派の貴重な証言です。
十代半ばの少年がどう戦争を捉えていたのか、そして「日本人に戦争は向かない」ことを戦時中の事例を挙げながら訴えています。
難しい単語を使用せず、とても読みやすい本。
戦争体験も個人個人違うと思うので、戦争を体験された方の著書をもっともっと読みたいと思っています。
皆さんも是非読んでください。
●西村京太郎著「十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」
出版社: 集英社新書
値 段:821円
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