キャンベルタウン・モルトの銘酒「スプリングバンク(Springbank)」。
当店では15年モノを常備しておりましたが、15年は18年に集約するとのことで市場から無くなりました。
そこで、新たに「スプリングバンク10年」を入荷。
キャンベルタウン蒸留所の創業は、1828年。
キャンベルタウンは、大西洋に突き出たキンタイア半島の先端にある小さな港町。
当時100を超える蒸留所があったそうですが、「アメリカの禁酒法」を契機にほとんどの蒸留所が閉鎖。
そのような状況の中、スプリングバンク蒸留所は、高品質なウイスキーを作ることによって生き残った数少ない蒸溜所の一つ。
キャンベルタウンの伝統を守り続け、すべての麦芽は自家製麦(フロアモルティング)を行い、初留釜は石炭での直焚き、今では珍しい自社でのボトリングという最終工程までの全てを蒸留所内でまかなっています。
スプリングバンク蒸溜所の基幹商品「スプリングバンク10年」は、バーボン樽の比率が高く華やかでドライ。
「モルトの香水」と呼ばれる程、柑橘系の香り高く芳醇。
大西洋に突き出たキンタイア半島の先端にあるため、海から立ち込める霧による「塩辛さ」(シングルモルトの中で一番塩辛いと言われています)が特徴です。
「モルトの香水」と呼ばれるほど香り高い、ヘビーピーテッドのシングルモルト「スプリングバンク10年」を是非ご賞味ください。
「スプリングバンク10年」:シングル 1,000円
余談ですが、スプリングバンク蒸留所は、個人向けに「一樽ごと」販売しているそうです。
一樽のお値段は知りませんが、結婚し子供の誕生祝に一樽購入し、20数年寝かせて子供の結婚式に配るという呑兵衛の親父の夢を叶えてくれる蒸留所だそうですよ。
※当店で楽しめるキャンベルタウンのシングルモルト「ロングロウ」もご賞味ください。
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