アメリカを代表するロック・アーティストTom Pettyが、10/2に亡くなりましたね。
同世代の死、とても残念です。
享年66歳。
トム・ペティを知ったのは、約35年ぐらい前。
友達とレコード交換をした中に1979年発表の「Damn The Torpedoes/邦題:破壊」と1986年発表のLIVE盤「Pack Up The Plantation: Live!」があってね、LIVE盤が結構気に入っていたのですが・・・・・。
アメリカでは、ロックの殿堂の常連で受賞者の演奏時にバック演奏で毎回出演するぐらい人気のあるロッウ・アーチストなんですが、日本での評価は今一。
何となく“通好み”のロックなんでしょうね。
1950年生れのトム・ペティ、幼いころはエルビス・プレスリーに憧れて音楽の道を志したそうです。
1976年にトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ/ Tom Petty & The Heartbreakersを結成し、1stアルバム「アメリカン・ガール」を発表。
このアルバムは、本国アメリカではあまり評価が得られなかったが(全米55位)、ニルス・ロフグレン(英語版)のイギリス・ツアーでオープニングアクトを務めるとイギリスで人気が高まり、1977年6月にはデビュー・アルバムが全英アルバムチャートで24位と大ヒット。
そして1979年に発表した3rdアルバム「Damn The Torpedoes/邦題:破壊」が2ヶ月以上に亘って全米アルバム・チャートで2位を記録する大ヒットに。
このアルバム以降現在まで、彼のアルバムは全米チャートのトップ10に食い込むほどの人気で、アメリカを代表するロック・アーティストとして君臨し続けます。
1988年には、ボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ロイ・オービソンと共に結成した「トラヴェリング・ウィルベリーズ」でも高い評価を得、多くのミュージシャンからリスペクトされています。
1994年、リック・ルービンのプロデュースによるソロ2作目「ワイルドフラワーズ」を発表。
同アルバムからのシングル曲「ユー・ドント・ノウ・ハウ・イット・フィールズ」でグラミー賞最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞。
2002年、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズとしてロックの殿堂入り。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第91位。
活躍している同世代が亡くなるのは、本当にショックで悲しいことです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
改めて合掌!
トム・ペティの訃報を受け、様々なミュージシャンが追悼コメントを発表しています。ボブ・ ディラン、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、キャロル・キング、ブライアン・ ウィルソン、リンゴ・スターほか。
当店所有のTom Pettyアナログレコード紹介。
●「Damn The Torpedoes/邦題:破壊」
1979年発表の3rdアルバム。
全米アルバム・チャートで2位となる大ヒットアルバム。
2ヶ月以上に亘って米チャート2位に留まるロング・セラーを記録しプラチナ・ディスクに認定されたバンドの出世作。
初のトップ10シングル「危険な噂」、代表曲「逃亡者」「ヒア・カムズ・マイ・ガール」などが収録されています。
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