妻と久しぶりの映画。
とても面白い映画でした。
しかし、原題が「The Accountant」なのに、何故「コンサルタント」なのか気になりましたが・・・・、映画の内容は、想像していたよりアクションシーンは少なめですが、物語の構成が非常に上手い。
とても良くできた面白いサスペンス・アクション映画。
回想シーンから少年時代の過去が徐々に明らかになっていき、クライマックスにかけて壮大なパズルが一気に解けていく。
面白かったな~。
会計士と殺し屋の二つの顔を持つ主人公ウルフ。
彼は、少年時代よりアスペルガー症候群という普通の人よりコミュニケーション能力が劣る病気を抱えている。
元軍人の父親は、そんな自閉症の彼の将来を心配し、社会に負けないように戦闘能力を彼に叩き込み・・・・、彼は超一流の殺し屋に。
また、彼は数学に特化した「自閉症患者」であったため、天才的な数学的能力により一流の会計士となる。
そして、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切る裏社会の掃除屋となった彼は、アメリカ政府やマフィア、一流企業に追われながら危険な仕事に身を投じていく……。
ただのアクション映画だけでなく、自閉症等の発達障害や家族間の問題など考えさせる映画です。
自閉症患者の中には社会で「普通」に暮らしている人間以上の能力があり、「普通とは何か?」を考えさせられました。
自閉症患者施設には、会話もままならぬがあらゆる施設に簡単にハッキング出来るほど天才的なIT知識豊富な女性も登場します。
映画を見終わってから、「自閉症等の発達障害とは何か?」、「普通とは何か?」、「家族とは?」を感じた次第です。
面白い映画なので時間のある方はぜひ見てください。
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