朝日新聞11/17「文化・文芸」欄で、「11月」に亡くなったQueenのフレディ・マーキュリーとアメリカの小説家、SF作家、映画監督、脚本家であるマイケル・クライトンを取り上げていました。
●Queenのフレディ・マーキュリー「フレディ 不滅のキラメキ 生誕70周年・没後25年」の記事。
早いですね~。
フレディが、1991年11月24日に亡くなって早25年ですか・・・・。
新聞記事では、音楽評論家、1975年以来来日時のボディ・ガードをしている警備会社の社長、音楽エグゼクティブプロデューサーのコメント入りでフレディとのエピソードを紹介。
音楽評論家の今泉氏は、「(フレディ・マーキュリーは)潤んだ艶やかさ、鋭くもガラス細工のようなはかなさ、こぼれた刃のようなざらつき、朗々とした雄々しさ。これらが精妙に混交し、劇的なクラシック風のロック、ファルセットを多用する恍惚なバラードを繰り出した。『イニュエンド』では、死期が近づき、命のもろさが声の響きに切実さを加えた」と談。
また氏は今年来日した「クイーン+アダム・ランバート」のLIVEに関し、『(フレディのライブ映像とアダムが掛け合う演出は)アダムも強力な声だが、それを上回る芳醇に奏でられたフレディの声。不思議な「不在の在」が客席に感動を広げた』と評していました。
ウ~ム、やっぱり行けばよかったかも・・・・。
フレディの命日となる11月24日と25日には、東京八重洲のオンキョーのショールームに献花台が置かれ、CD試聴会等が予定されているそうです。
当店では、フレディを偲んで「今日の1曲目~今週はQueen特集」。
●「没後8年 マイケル・クライトン~SF作家の語った真理」の記事
マイケル・クライトン自伝「トラヴェルズ」の中で盟友ショーン・コネリーとの会話を紹介。
「つねに真実を話さなくちゃならない。なぜなら真実を話せば、あとは相手の問題になる」、「あらゆることに成功し、同時にあらゆる反作用を受けたであろうクライトンの矜持がここにある気がした」と結んでいます。
アメリカの小説家、SF作家、映画監督、脚本家のマイケル・クライトンは、2008年初めにリンパ腫が見つかり化学療法を受けていたが、2008年11月4日にロサンゼルスで急死。
享年66歳。
僕がマイケル・クライトンの名前を知ったのは、スティーヴン・スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」を観てから。
映画がとても面白かったので、原作を読みたくって文庫本を購入。
この本で少し嵌ってしまいました。
その後、「ディスクロージャー」(年下の女性上司が男性部下に対するセクシャルハラスメントをテーマにした小説。この言葉は日本でも流行りましたよね!)、「ジュラシック・パーク」の続編「ロスト・ワールド」(1997年スピルバーグ監督で映画化)、「スフィア ―球体―」(深海に潜み未知の力を発する宇宙船をテーマにした小説)など、とても面白い小説でした。
原作が映画になった「ジュラシック・パーク」、「ロスト・ワールド」、「ツイスター」、「スフィア ―球体―」なども観ています。
映画監督としての作品では、1973年の「ウエストワールド」。
この映画を観たのは、主演のユル・ブリンナーが好きで行ったので、監督がマイケル・クライトンと知ったのは後日。
この映画、結構怖いです。
砂漠に建設されたテーマパーク「ウェストワールド」で憧れの西部劇ヒーローになりきり、ロボットを相手にした銃撃戦や女たちとのロマンスを大いに楽しむのですが、ロボットのガラガラヘビに襲われてから次々にロボット(ユル・ブリンナー)が人間に対して反乱するという映画。
面白いけど、ある種怖い映画です。
と言うことで、フレディ・マーキュリーを偲びながら、マイケル・クライトンの本を読みますか・・・・。
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