今回初入荷の「アベラワー アブーナ」は、シェリー樽系モルトが好きな方にお薦めする逸品。
アベラワー蒸留所は、これまで国際ワイン&スピリッツ大会で6回も金賞を受賞している実力派。
その蒸留所で製造されるモルトは、スペイサイドの中でもレーズンのような甘さが特徴で、フランスでは大人気の銘柄です。
しかし、今回の「アベラワー アブーナ」は、従来品とは異なり驚きの個性を持っています。
「アベラワー アブーナ」の特徴。
1.アブーナとは、ゲール語で“起源”を意味し、創業者ジェームス・フレミングをはじ
め、ウイスキー造りの先人たちの功績を称え、19世紀の創業当時と同じ製法で造ら
れています。
2.厳選したスパニッシュオークのオロロソ・シェリー樽で熟成したシングルカスク(単一
の樽からボトリング)です。
3.シングルカスクのため、バッジごとにアルコール度数(度数は大体60度前後)は変
わります。
4.冷却濾過せず、加水等でアルコール度数の調整を行わないので、樽出しそのまま
の味が楽しめます。
グラスに注ぐと、甘くてドライなオロロソ・シェリー樽の香り~クラシックなシェリーカスクに特有なレーズンのアロマが力強く迫ってきます。
口に含むとシェリー香が広がり、アルコール度数を感じさせない柔らかで甘く、ドライでダークチョコを思わせる味わいです。
口のなかで風味が留まり、いつまでも噛み締めていたい気分になりますよ!
ストレート良しロック良しという秀逸な「アベラワー アブーナ」を、是非一度ご賞味ください。
但し、アルコール度数が高いので、飲みすぎにはくれぐれもご注意を!!
●アベラワー蒸留所
スコットランド・スペイサイド地方のほぼ中心にあるアベラワー村で、1879年、ジェームス・フレミングが創業。
アベラワーとは、ゲール語で“せせらぐ小川の川口”を意味し、清らかな水に恵まれた理想的な環境で良質なウイスキーを造り続けています。
本来のアベラワー蒸留所の特徴は、厳選したシェリー樽とバーボン樽の2種類の樽を使って熟成する“ダブルカスクマチュレーション”で、これまでに国際ワイン&スピリッツ大会で6度も金賞受賞に輝く実力派蒸留所。
スペイサイドの王道として、ウイスキー蒸留所名所巡りの旅でも大人気の蒸留所です。
かつての倉庫主任だったフレイザー氏が、熟成庫で眠るウイスキー達に子守唄がわりにバグパイプを演奏して聞かせていたのが、アベラワーの「隠し味」になっているとか・・・・。
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