遅ればせながら、忍者展に行ってきました。
雨だったにも拘らず来館者が以外と多く、入館するまで30分近く並びました。
休日と言うこともあり、来館者の8割が家族連れで残りが20代~30代のカップルや外人。
毎週TV「YOUは何しに日本へ」と言う番組を見ているんだけど、インタビューで「忍者の修行に来た」という外国人が結構います。
日本の忍者に憧れている外国人はかなりいるのかもね。
忍者展、結構面白かったです。
忍者に関する小説や漫画、忍者映画のポスター・忍者映画のDVDや貴重な忍者に関する資料等が約500展程展示されています。
中でも白土三平の「カムイ伝」の単行本や憧れの「立川文庫」を見て感激!
その他に忍者の教科書と言われている「万川集海」や「正忍記」「忍秘伝」等貴重な資料が展示されています。
資料の中で面白いのが「万川集海」に忍者Best10みたいなのが記載されています。
その中に記載されている「下柘植の木猿」は、現在就寝前に読んでいる本「忍びの国/著:和田竜」に登場していているんです。
この「忍びの国」は、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との壮絶な戦いを描いた本。
同本に良く出てくる「伊乱記」等の貴重な資料も見られたので大満足でした。
企画展の最後(出口)で写真のような「忍者認定」カードがもらえるんですが、裏面に書かれている「忍者の心得」がとても良い。
一.心技体をバランスよく鍛える。
一.自分の所属する共同体のために活躍すること。
一.自分なりのミッションを見つけ、この社会をたくましく生き抜くこと。
これが20代の頃にわかっていればな~・・・・、もう少し他の人生が送れたかも知れませんね。
もう、遅いけど・・・・。
忍者の学術研究している三重大学・山田雄司教授曰く「忍者は情報戦に秀でており、他国忍者とのコミュニケーションを重要視していた。・・・モットーは、「生き抜く」こと。そのためにいかなる事変にも対応する能力を持つことが大事。・・・(現在の)若い人達が自分の頭で考え、未来を切り開いて行く上でたくましく生きた忍者に学ぶのは価値あることだ」。
この「The Ninja ~ 忍者ってなんじゃ!?」展、若い方に行ってもらいたいな~。
Tさん、ありがとうございました。
心より感謝!!
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