ウ~ン・・・・、何と言っていいのやら・・・・。
帯に「最古の輸入レコード店から21世紀のネット通販まで、東京の音楽文化を担った〝レコ屋〟の歴史をつぶさに追った史上初のドキュメンタリー!」とあったので購入。
レコードやレコード屋さんが大好きな僕には素通りできないテーマの本と思い、さっそく入手して読みました。
作者は、音楽ジャーナリストでCDのライナーノーツを出筆していると言うんだけど・・・、プロとは思えないほど文章が下手。
知っている限りの難しい漢字を駆使し、今時こんな言い回しはないだろうと思う文章が随所に・・・・、とてもプロの作家とは思えない。
書評では「2戦前(1930年代)からの東京のレコード店(=レコ屋)の歴史を、当事者や関係者への取材、各種文献の確認などを踏まえて総括する一冊」で「アナログ盤の見直しやRECORD STORE DAYの浸透、HMVの新たな店舗HMV record shopの展開など、レコード文化に対する興味が再燃している現在、音楽ファンやカルチャー好きが知りたいこと満載のバイブルとなるでしょう。」とあるが、バイブルになりません。
話もいろいろな方向に飛んでおり、レコ屋の歴史を語りたいのか、レコ屋の近況を語りたいのか分からず。
新譜屋も中古屋もごちゃまぜ。
インタビューも身内・友達の会話のようで・・・・。
この本で得たものは、会社勤めをしていた時によく寄っていた神保町のレコード屋さん(営業中のもの、閉店してしまったところ含め)の歴史等を知ったことだけ。
ガッカリです。
久々に本代と時間を返して欲しいと思う本でした。
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