先日十数年ぶりに再会した長野県のOZAWA君が、早速「松本一本ネギ」なるものを送ってくれました。
それも、「土付き」のネギで、とても新鮮そう・・・。
お手紙に書いてある通り、ヌタと焼いたネギを食したところ、とても柔らかく甘みのあるネギでした。
ネギって、こんなに甘かったかな~・・・?
近くのスーパーで買ってくるネギとは、比較にならない全く違う味のネギ。
ところで、「松本一本ネギ」ってご存知でしたか?
初耳の方も多いかと思いますので、調べてみました。
「松本一本ねぎ」は江戸時代より代々松本市の筑摩、出川、並柳地区に伝わる信州を代表する伝統野菜の一つだそうです。
日本は、ネギの生産量が世界第2位だそうで、日本国内の生産量では1位が千葉県でそれに続いた埼玉県・茨城県が多いとか・・・・。
因みに世界第1位は、メキシコ。
日本三大ネギというのがあって、「下仁田ネギ・博多万能ねぎ・岩津ねぎ」を言うそうです。
「下仁田ネギ」は、群馬県下仁田町の特産で、この品種は下仁田以外の場所では栽培できないそうです。
「博多万能ねぎ」は、福岡で栽培されている九条系葉ねぎで、朝倉町の「博多万能ねぎ」は特に有名。
「岩津ねぎ」は、兵庫県朝来市の特産だそうです。
その他に有名なのが、「深谷ねぎ」。
埼玉県深谷市はネギの生産量日本一だそうで、深谷地方で栽培されたネギの総称。
深谷市では「少し贅沢深谷ねぎ」というロゴマークと文字の商標登録し、太さ、形などが特に優れたものだけが厳選され、全国的なネギのブランドとして定着しています。
「松本一本ねぎ」は、土寄せをしながら長く太く育てる根深ネギ。
一般的なネギの農作業は、種まき→ 定植→ 土寄せ→ 収穫まで9か月以上もかかるそうですが、「松本一本ネギ」の場合は、更に“植え替え作業”と“冬季に雪の下で休眠させる” のが最大の特徴。
平均全長90センチ、軟白部40センチの一本ネギが「松本一本ねぎ」と言われ、肉質が柔らかく、甘み、風味ともに豊かで、特に煮込むと甘みが増すいので、鍋物に向いているとか・・・・。
2014年11月16日放映の「出張DASH村」でも取り上げられています。
また、東郷平八郎(元帥海軍大将 1848年生~1934年没)が、陸軍大将の荒木貞夫やアジア主義者の頭山満に贈答品として送った写真も残っていました。
この「松本一本ネギ」、とても美味しいのでお薦めしたい商品の一つですが、販売期間は、1月前半頃までだそうです。
でも、ご興味のある方はJA松本市農業協同組合(TEL:0263-33-7300)へ。
「たかがネギ、されどネギ」・・・・・・だよね!!
OZAWA君、とても美味しかったですよ。
ありがとう!!
コメントをお書きください