REOスピードワゴンの全盛期を支えたギタリスト~ゲイリー・リッチラスが亡くなったそうです。
死因は明らかにされていません。
当店所有のREOのアナログレコードは、4枚。
どれもゲイリー・リッチラスのギターが聴ける胸キュンの最高アルバムです。
Gary Richrath(ゲイリー・リッチラス)、享年65歳。
ほぼ同じ年・・・、何か寂しい・・・・。
お疲れ様でした。
心より合掌!!
REO Speedwagonは、「アメリカでは全く売れていない。しかし、長続きしているバンド」と評されていたバンド。
デビューが1971年なのに売れたのが1981年発表の11作目「Hi Infidelity/邦題:禁じられた夜」だったんですから・・・。
1971年と言えば、僕が学生の頃ですよ。
その時代と言えば、ツェッペリン、パープル、CCR、グランド・ファンク、サンタナ、ピンクフロイドなど等が有名だった頃ですよ・・・。
如何に古いバンドか、分かりますよね。
REO SpeedwagonのRの字も届いていません。
届いていないのも当然だよね。
本国アメリカでも「長く続いているけど、売れないバンド」だったんですから・・・。
しか~し、バンドはメンバーチェンジを繰り返し、遂についに栄光の座を射止めるのです!!
当店所有のREOのアナログレコードをご紹介しますね!
● 「Hi Infidelity/邦題:禁じられた夜」
1981年発表の11作目のアルバム。
発表時、ビルボード・アルバムチャートで8週連続全米No.1に輝いていたのはジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」。
このジョン・レノンをNo.1から引きずり落したのがこのアルバムで、15週連続全米No.1を獲得。
売上枚数も最終的には全世界で2000万枚近くなり、この年の年間アルバムチャートでも「ダブル・ファンタジー」を抑えて年間第1位を獲得。
このアルバムからシングルカットされた「Keep On Loving Youキープ・オン・ラヴィング・ユー」はビルボード・シングルチャートで全米No.1を獲得し、この年の年間シングルチャート第10位を記録。
その他に「Take It on the Runテイク・イット・オン・ザ・ラン」は、全米5位を記録、「Don't
Let Him Goドント・レット・ヒム・ゴー」は全米24位に、「In Your Letter涙のレター」は、全米20位を記録。
● 「Good Trouble/邦題:グッド・トラブル」
1982年発表の12枚目のオリジナルアルバム。
前作の大ヒットを受け、全米7位を記録。
ジャケットも前作を引き継いでいます。
「禁じられた夜」で不倫の舞台となったホテルの一室。
翌朝,従業員が清掃にやって来て見たものは荒れ放題の部屋。
「夕べは派手に頑張ったみたいだね!」と、ぼやく声が聞こえてきそうなジャケットになっています。
このアルバムからシングルカットされえた「Keep The Fire Burnin'」、「Sweet Time」が大ヒット。
前作の成功が大きすぎて、その影に隠れてしまいがちですが、なかなか良いできです。
古き良きアメリカン・ロックの匂いが感じられるアルバムです。
● 「Wheels Are Turnin」
1985年発表の13作目のアルバム。
このアルバムからシングルカットされた「Can't Fight This Feeling涙のフィーリング」がビルボード・シングルチャートで3週連続第1位を獲得。
その他に「"I Do' Wanna Know愛は気ままに」「"One Lonely Nightワン・ロンリー・ナイト」「Live Every Momentリヴ・エヴリ・モーメント」がシングルカットされ、結果、アルバムもロング・セラーを記録し、全米アルバム・チャートで7位を記録。
年間チャート18位の好セールスを記録。
● 「Life As We Know It/邦題:人生はロックンロール」
1987年発表の14枚目のアルバム。
シングルカットされた「That Ain't Love」と「In My Dreams」が、ビルボード・トップ20位にはいる大ヒットに。
アルバム自体もビルボード・アルバムチャートで28位を記録。
しかしながら、このアルバムが黄金期のメンバーでレコーディングされた最後となってしまいます。
● 「Earth a Small Man His Dog and a Chicken」
1990年発表。
この時点では、Gary Richrathはバンドにいませんし、ヒット曲はありませんが、捨て曲なしのアルバムに仕上がっています。
バンド結成から苦しい時期を乗り越え、1980年代に花開いたREOスピードワゴン。
デビュー当時からバンドの中心的存在として多くの作品を生み出したGary Richrathに心から感謝!!
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