クラブチッタで4日(土)・5日(日)の2日間に渡って「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック Vol. 1,2」があり、土曜日の公演終了後、伊東潤先生がお友達とご来店くださいました。
先生、久々のご来店・・・・・、嬉しいですね~。
さらに嬉しいことに、「戦国鬼譚『惨』」のサイン本を下さったんです。
とても面白そうな本。
もう・・・、感激!!
現在読んでいる単行本がもう少しで終了しますので、次回のお楽しみです。
で、先生はお友達と好きな洋酒を飲みながらのロック談議・・・。
お話の内容をお聞きしていると・・・・、伊東先生の好きなジャンルはイタリア・プログレだけじゃないんですね・・・。
Whitesnake、Rainbow等のハードロックから・・・・、何とMarshall Tucker Band、Black Oak Arkansas等・・・、多分、当店のお客様のほとんどの方が知らないようなバンド名まででてきます。
伊東先生のロック魂は半端じゃ~ありません。
凄いですね!!
伊東潤先生曰く「日本でMarshall Tucker Bandが聞けるロック・バーは、この店ぐらいじゃないの!?(笑)」。
と言うことで、本日はMarshall Tucker Bandをご紹介しますね。
● Marshall Tucker Band
「サザン・ロック/Southern Rock」は、知ってますよね?
60年代から80年代にかけて、ロックが様々に細分化していく過程で出来たカテゴリーの一つでジョージア、アラバマ、テネシー、テキサス、フロリダ、オクラホマ、アーカンソー州等のアメリカ南部生まれのミュージシャンによるロック・ミュージック。
カントリーやブギー(ブギウギ)、ブルース、R&B等、アメリカ南部の泥臭い音楽を前面に押し出したロックです。
その代表格が「Allman Brothers Band」と言えば、分かりますよね。
Marshall Tucker Bandは、1971年にバンドを結成されたカントリー色の強いバンド。
サザン・ロックの名門キャプリコーン・レコードからAllman Brothers Bandに続いて1973年にデビュー。
デビュー1stアルバムが、ゴールド・ディスクを獲得したバンドなんですよ。
● 当店所有のアナログ・レコード
● 「Where We All Belong/邦題:アメリカン・ロックの鼓動」
1974年発表の3rdアルバム。
Marshall Tucker Bandが一躍世界的に注目されるバンドになったスタジオとライブの2枚組アルバム。
収録曲「This O'l Cowboy」と「In My Own Way」は名曲と言われています。
特に前曲は、Allman Brothers Bandの「エリザベス・リード~」に匹敵する名曲という方も多い曲です。
ライブ盤では14分に及ぶ「24 Hours At A Time」の熱演が話題になりました。
最高のカントリーフレイバーが楽しめるアルバムですよ!
● 「Searchin' For A Rainbow」
1975年発表の4枚目のアルバム。
このアルバムからシングルカットされた「Fire On The Mountain」がビルボード・シングルチャートでTop 20位にに入るヒットとなり、アルバムも彼ら初のプラチナ・アルバムに輝きました。
「Searchin' for a Rainbow」では、ゲスト出演しているAllman Brothers Band のDickey Betts/ディッキー・ベッツのギターが最高!!
カントリーロックの入門としてもお勧めの一枚です
● 「Long Hard Ride」
1976年発表の5枚目のアルバム。
収録曲のインストゥルメンタル・ナンバーでタイトル・チューン「Long Hard Ride」は、同年のグラミー賞にノミネートされました。
壮大な荒野を疾走する幌馬車と護衛する男たちのイメージがぴったりの曲です。
正にカントリーの臭い漂う一枚。
●「Together Forever」
1978年発表。
メンバー達のソロ・パートを大きくフューチャーした作品で、ビルボード・アルバムチャートで14位を記録。
●その他当店のアナログレコードで聴けるサザンロック・バンド
・フロリダ州出身: Lynyrd Skynyrd、 38 Special、 Outlaws、 Dixie Dregs、
Tedeschi Trucks Band
・ジョージア州出身: Allman Brothers Band、 Duane Allman、
Atlanta Rhythm Section、Georgia Satellites、Sea Level
・サウスカロライナ州出身: Marshall Tucker Band
・アラバマ州出身: Wet Willie
・アーカンソー州出身: BlackOak Arkansas
・テキサス州出身: Johnny Winter、 Edgar Winter Group、 Stevie Ray Vaughan、
ZZ Top、
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伊東潤 (日曜日, 19 7月 2015 17:36)
こちらこそ、久しぶりに行けてよかったです。
そうそう、「This O'l Cowboy」でした。
これは名曲です。
タイトルが出てこなくてリクエストできませんでした。
完全にブルーグラスしているバイオリンが泣けます。
拙著『戦国鬼譚 惨』は、プログレ魂が炸裂したスターレスな作品集です。
お楽しみいただければ幸いです。
また行きますので、よろしくお願いします。