ある年齢以上の方にしか通じないジョークですが・・・、「バス ストップといえば平浩二」と言うぐらいに日本でも大ヒットしたHolliesの「Bus Stop」。
Holliesは、あのGraham Nash/グラハム・ナッシュが中心のグループ。
バンド名は、メンバーが好きだったBuddy Holly/バディ・ホリーから付けたと言われています。
1963年に発表された1stシングル「(Ain't That) Just Like Me」がUKで25位を記録。
3rdシングル「ステイ」が初のUKトップ10入りに。
翌64年1月に発売した1stアルバム「ステイ・ウィズ・ザ・ホリーズ」は、UK2位の大ヒットを記録。
イギリスでは順調にヒットを飛ばしていましたが、何故かブリティッシュ・インヴェイジョンの波に乗れず、一番遅咲きのグループとなってしまったのがHollies。
しかし、1966年に発表された12枚目のシングル「Bus Stop」がついにアメリカでも認められ、USAビルボード・シングルチャートで5位を記録し世界的な大ヒットに。
12弦アコースティック・ギターを使用したサウンドが、当時流行のフォーク・ロックとみなされたのが成功の要因とされています。
当然、日本でも大ヒット。
当時日本の洋楽状況はアメリカ経由で入ってくるので、この「Bus Stop」がHolliesが1stシングルだと思っていたので、「偉大なる1発屋」のグループ認識しかありませんでした。
でも、この曲が大好きでね・・・、学生時代にBEST盤購入し、「偉大なる1発屋」の認識は、日本だけだということを知りました。
66年10月発売の「Stop! Stop! Stop」がUKで2位、USAで7位を記録し世界での人気も不動のものとなりました。
しかし、次のアルバムで揉め、グラハム・ナッシュは1968年にHolliesを脱退。
その後、グラハム・ナッシュは訪米中に知り合ったByrdsのDavid Crosby/デビッド・クロスビー、Buffalo Springfield/バッファロー・スプリングフィールドのStephen Stills/スティーブン・スティルスと共にC・S・N/クロスビー、スティルス&ナッシュを結成したのは有名ですよね!!
一方のHolliesは、1969年にグラハム・ナッシュと揉めたアルバム「ホリーズ・シング・ディラン」を完成させ、 1968年に来日公演を果たしています。
Holliesは、1974年に「Air That I Breathe/邦題:安らぎの世界へ」が世界的ヒットを記録しますが、が、これが最後のヒット曲となり解散。
2010年、ロックの殿堂入りを果たしています。
余談ですが、冒頭の「バス ストップといえば平浩二」ですが・・・・・、平浩二のバスストップがリリースされたのはHollies「Bus Stop」の7年後なんですよ!
キャンディーズも「Bus
Stop」をカヴァーしているとか・・・・?
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