久しぶりに本屋さんに・・・・。
お目当ての本が見つからず、ちょっとがっかり・・・。
でも、面白い雑誌を見つけました。
「ステレオサウンド」の別冊で「アナログレコード はじめてBOOK」。
当ブログの7月20日付けで朝日新聞朝刊の『なんとなくレコード』の記事を取り上げましたが、このような雑誌が発行されているのを見ると、やはり、“なんとな~く” アナログレコードが注目され始めているような気がしますね。
同雑誌「序文」にも、記述されていますが・・・・
「(日本で)アナログレコードの売り上げが伸びている。・・・HMV渋谷店がアナログを中心に再オープン。・・・Amazonの売上げも2008年以来745%の増加。・・・米国の調査会社によると米国内でのアナログレコードの売上げが年々増加している」との事。
アナログレコードファンとしては、とても喜ばしいことですよね!
現在35歳以上の方々は、レコード世代だと思うのですが、レコード世代の方々からは、「レコード針は、売ってないから大変でしょ?どこで購入しているの?」等、未だに針のことに関してよく聞かれます。
レコード世代には、針が市場から消え自由に針が買えなくなったことが非常にショックだったので、「レコード針が市場から消えた日=アナログレコードが消えた日」となっています。
レコード針といえば ナガオカでしたよね。
ナガオカは、CDが発売されるまで月産100万本を誇っていたようです。
しかし、1982年にCDが発売され、1986年にCDの販売枚数がLPレコードを抜き、デジタル時代に突入。
その時のナガオカの社内は、「返品の山」「在庫の山」だったようです。
そして1990年に資産を整理して会社を解散。
ナガオカの倒産により市場から「針」が消え、アナログレコード派にとっては冬の時代に・・・・。
針が無ければオーディオは重いだけの単なる箱だしレコードも重いだけで邪魔だし・・・・、どこの家庭でも転勤や子供の成長に合わせ、処分の対象に・・・・。
話が大分それてしまいましたが、別冊「アナログレコード はじめてBOOK」は、アナログレコードを知らない世代に向けての雑誌です。
レコードを知らない世代がこのような雑誌を読んで、少しでもファンが増えたら良いですね。
レコード針も現在では、量販店で売っていますので、まだご自宅にレコードをお持ちの方は、お子さん達に聞かせてあげてくださいネ!
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