当店独自に開催した第1回シングルモルトフェア。
お客様から大変ご好評をいただきましたので、また機会を見つけて開催しますからね!
というわけで、本日は新しく入荷したシングルモルトをご紹介します。
● アイルオブジュラ10年 (アイランズ・モルト)
作家ジョージ・オーウェルが愛したジュラ島のシングルモルト。
代表作「1984年」を執筆したときにオーウェルが滞在していたのが、ジュラ島。
ジュラ蒸溜所は、スコットランドのアイラ島から近く、バイキングの言葉で「鹿の島」を意味するジュラ島にある蒸溜所です。
人口200人に対し、野生の赤鹿が5000頭も棲んでいるという自然豊かな島で1810年に建設されました。
ジュラ島のウイスキーは、ピート層を通って柔らかくなった水とノンピートの麦芽で仕込みます。
オイリーさや塩辛さを少し感じますが、全体的にはライトなので非常に飲みやすい大人気のモルトです。
ジョージ・オーウェルがこよなく愛したシングルモルト アイル・オブ・ジュラ。
ぜひご賞味ください。
● トマーティン18年 (ハイランド・モルト)
2009年にSWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション※)金賞を受賞の銘酒。
1897年に設立されたトマーティン蒸留所は、ロンドン北西スコットランド・ハイランド地方に位置し、ネッシーで有名なネス湖にも程近い人口約500人の小さな村にあります。
トマーティン村では良質のピート(泥炭)が産出され、またモナリアス山系から湧き出す清らかな水をはじめ、気温、湿度などウイスキーづくりに最適な自然環境に恵まれた土地柄です。
トマーティンは、まずバーボン樽に貯蔵された後、アメリカンオークの新樽に入れ替えられ、最後の8ヶ月間をオロロソのシェリー樽で仕上げるという独特の熟成方法で仕上げています。
最初に力強い香り、そしてシェリーを想わせる芳醇な香りが続き、リンゴやシナモン、シトラス(柑橘類)やブラック・チョコレートを連想させる複雑で優美な味わいです。
SWSC2009金賞受賞したトマーティン18年をご堪能ください!
※SWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)
米国の酒類業界紙「テイスティング・パネル・マガジン」などが主催する米国最大かつ国際的な酒類コンペティション。ホテルマンやバーテンダー、レストラン・シェフや流通バイヤー、ジャーナリストなど各界の代表者が厳格なブラインドテイスティングを行い各賞が決定されます。
毎年、受賞結果には酒類業界においても注目が集まります
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