エ~ッ、「うな重」が食べられなくなるの?!
IUCN(国際自然保護連合)が12日に発表した「レッドリスト」の最新版でニホンウナギを絶滅危惧種として掲載。
この数年、ウナギが高騰している話は有名ですが、絶滅危惧種に認定されるほど少なくなっているんですね。
記事によると、世界のウナギの7割が日本で消費されているんですって・・・。
ニホンウナギの他にヨーロッパウナギと言うのがいて、こちらは1990年代から日本で大量に消費されていたらしく、6年前(2008年)に絶滅危惧種に認定されているようです。
日本では「土用の丑の日」に栄養のある鰻を食べ、暑い時期を乗り切る習慣がありますよね。
そもそも鰻と日本人との付き合いは相当古いらしいですよ。
資料によると、有名な東京の大森貝塚をはじめとする各地の縄文遺跡からウナギの骨が出土しているし、「万葉集」の中で大伴家持が鰻は夏痩せに効くと読んでいるらしいいのです・・・。
江戸時代に平賀源内が提唱した「土用の丑の日」が広まり、ウナギの養殖は130年余り前に始まっているようです。
僕らも鰻が大好きで、毎年夏には食べに行くのですが・・・・。
ア~ッ、近い将来「うな重」が食べられなくなるなんて・・・・、
考えたら寂しすぎますよね!
●新聞「出版会 縮小の一途」の記事
鰻に続いて、こちらも寂しい記事となっています。
出版ニュース社の調査によると、昨年の書籍・雑誌の総売上額が前年比3.4%減となり、9年連続の市場縮小となったようです。
新潮文庫はかつて年間約4千万部を誇ったが、今は半分ほどに落ち込んだとか・・・。
全国の書店数も昨年から298店減り、全国の2割近い334の自治体には新刊を扱う書店が1軒もない状況となっているようです。
最大の原因は、利益率の高い雑誌が不調で、雑誌の売上部数で95年には39億部だったのが、昨年は18億部と半分以下になり、本離れ、雑誌離れが鮮明になった。
活字離れした分、ネットに集中しているかと思ったのですが・・・
NHK放送文化研究所の調べによると、2005年のインターネットと「雑誌・マンガ・本」の平均利用時間は1日14分。
2010年ではネットが23分に伸び、本は13分。
期待されている電子書籍も伸びていない。12年度の電子書籍端末の出荷台数は計47万台で当初予想の半分にとどまっているという。
本・雑誌がダメ、ネット関連でも1日23分ですよ。
価値観の多様化が叫ばれ他にやりたいことが多いかもしれませんが、どんな本でもいいから、時間を見つけて読んでみては・・・・。
本は、本当に面白いんだけどね~・・・・・。
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