23日(金)、CLUB CITTA’でJEFERSON STARSHIPのLIVEを観てきました。
メンバーは、ポール・カントナー、Q.S.M.Sのデヴィッド・フライバーグ、ミュージカル「Love Janis」でジャニス・ジョプリン役を演じたキャシー・リチャードソン、元チューブスのブレイリー・プリンス、グレイトフル・デッドのトム・コンスタンチン。
マーティ・バリン、グレイス・スリックがいなくって、チョット寂しかったけど、ポール・カントナーのサイケデリックなギターに他のメンバーが絡んで最高のLIVEでした。
特に1967年の大ヒット曲「Somebody To Love」が始まった途端、頭の中は一瞬にして当時(高校生)に戻ってしまいましたよ。
今回まで女性ヴォーカルのキャシー・リチャードソンを知りませんでしたが、さすがにミュージカルでジャニス役を演じただけあった、滅茶苦茶に上手い!
ちょっと、ジャニスの曲も聞きたかったな~!!
個人的に笑っちゃったのが元TUBESのメンバーが参加していたこと。
TUBESと言うバンドはね、60年代に活躍したUSAのハチャメチャ・バンドで有名だったんです。
ステージに登場する女性は全裸で30cm以上のヒールを持った上げ底ブーツを履き、電気ドリルや電気のこぎりやムチと鎖を使ってSMのような演出をしたり・・・・、マ~簡単に言えば変態バンドなんですね。
この変態バンドのメンバーがポール・カントナーのバックで真面目に演奏しているんですから・・・・、時代は確実に変わっているんですね!
でも、TUBES曲は結構よくってね、79年発表の「Remote Contro」からシングル・カットされた「魅惑のゴールデンアワー」は、UKで中ヒットしました。
その後、80年公開のミュージカル映画でオリビア・ニュートン・ジョン主演の「ザナドゥ」に参加。
Olivia Newton John with The Tubesで「Dancin'」を収録しています。
ちなみにバンドは86年頃に一時解散しますが、90年代に入って復活し、今も不定期ながら活動を続けているらしいですよ。
ポール・カントナーも大分年をとってしまいましたが、まだまだ現役を続けてほしいアーチストの一人。
いつまでも健康でステージを続けてくださいね。
心から応援しております。
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