Bonnie & Clydeは、知っていますよね!
そう、1930年代に実在した銀行強盗で、アメリカン・ニューシネマ「俺たちに明日はない」のモデルになった二人。
彼らが活躍(?)した1930年代のアメリカは、いわゆる「暗黒の木曜日」から始まる世界大恐慌時代。
当時、全米労働者の4人に1人が失業者だったとか・・・・。
日常の憂さを晴らすために酒を飲もうとしても飲めない禁酒法の時代でもあります。
この暗黒の時代に脚光を浴びていたのがアル・カポネを代表とするようなギャング団。
(アル・カポネとFBIエリオット・ネスとの壮絶な戦いも映画になりましたよね!)
そんな禁酒法と世界恐慌の時代に翻弄された若者の一人がBonnieでありClyde。
そんな二人が意気投合し、日々の憂さを晴らすように銀行強盗を繰り返し刹那的な生活を送っていましたが、最後は100発以上の銃弾を浴びて射殺されてしまう。
そのBonnie & Clydeが銀行強盗に実際使用していた拳銃がオークションにかけられ、3000万円で落札されたとか・・・。
大好きな映画の一つだったので、ビックリ!!
映画「俺たちに明日はない」が公開されたのが1967年で、僕が高校生の時。
でも実際に観たのは数年後で池袋の文芸座だったかな~(?)
60年代後半の大学は、東大闘争や学費値上げ反対から始まる70年安保闘などで日本全国の大学で学生運動が盛んで、大学も2年間のロックアウト。
そんな時に“刹那的に生き、花と散る” Bonnie & Clydeの生き方(かなり日本的!)に凄く衝撃を受けましたよ!
今でも“刹那的に生き、花と散る”世界は大好きで、かなり憧れています!
・・・・が、気が付けば・・・・、こんな年・・・・・に・・・・。
しかし、オークションにBonnie & Clydeの拳銃が出品されるなんてね~。
今まで誰が持っていたんだろうか?
事件に係った武器類は、警察等が管理していると思うのですが・・・・、
唐突ですが、高橋和己の短編小説に「散華」というのがあったな~。
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