1967年の大ヒット曲「San Francisco/邦題:花のサンフランシスコ」のスコット・マッケンジーが18日亡くなりましたね。
享年73才。
当時、このシングル盤を持っていたんですが・・・、誰かに貸したまま消えてしまったレコードの1枚でもあります。
でも、オムニバス盤に入っているので、リクエストにはお応えできました!
後年に知ったんですが、スコット・マッケンジーは同曲の大ヒット(ビルボード4位)により、当時アメリカでのベトナム戦争反対などを唱える反体制文化~ヒッピー・フラワー・ムーブメントの象徴となってたんですね。
当時はそんな事全く知らなかったんですが、ismに関係なく同曲は日本でも大ヒット。
もともとこの曲は、「夢のカルフォルニア」や「マンデー・マンデー」等の名曲を持つママス・アンド・パパスのリーダーであるジョン・フィリップスが、モントレー・ポップ・フェスティバルのためのテーマ曲として作った作品で、たまた友人だったスコットが歌っただけの話。
スコットの作詞・作曲でないにもかかわらず、当時のフラワー・ムーブメントの象徴になってしまったことが彼の悲劇だったかもしれませんね。
その後、彼の名前は日本に伝わってこなかったので、“偉大なる一発屋”で終わった感がありますが、この「花のサンフランシスコ」は、アメリカン・フォーク・ロックの名曲の一つであり、史上に残る名曲でもあります。
現在60歳前後の人間には、青春の1ページを彩った忘れることができない素晴らしい曲であることは間違いありません。
改めて、合掌!!
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