生まれて初めて” 東京”に行ったのが1960年、小学6年生・・・かな?
この時の衝撃は、生涯忘れないだろうね!
まだ、横浜市では伊勢佐木町が文化の中心で、横浜駅だって高島屋と相鉄ビルぐらいしかなく、ススキ野原が見えていたくらいの時代。
有楽町駅で驚き、銀座で驚き、歌舞伎座で驚き・・・、上映館の東劇に、さらにその時観た映画に・・・・、もう驚きの連続!!
当時の「東劇」は、当然ビルではなく、写真のような洋館。
正面入口から真直ぐに赤ジュータンが敷きつめられており、思わず靴を脱いじゃいそうなほど・・・、もう日本ではなかったですよ。
その時に見たのが、今でも大好きな映画の一つ「アラモ」。
テキサス独立戦争中、サンタ・アナ将軍率いる数千人のメキシコ軍と200名足らずのテキサスの民衆とが繰り広げた13日間の戦闘で有名な「アラモの戦い」。
登場人物は、当時の少年たち憧れの♪わずか三つで熊退治♪のデヴィー・クロケットやナイフの名人ジェイムズ・ボーイ‥等
画面も当時信じられないほどデカイ70㎜大画面・大迫力!!
主題歌がブラザース・フォー「遥かなるアラモ」で、エンディングの曲は前年(1959年)封切の「リオ・ブラボー」の主題曲「皆殺しのテーマ」。
いまでもこの「皆殺しのテーマ」を聴くと涙が出てきます。
このアラモ以来、血涌き肉躍るハリウッド映画が大好きになってしまい・・・・、現在に至ります、ハイ!
60年代は、映画主題歌のヒット曲が結構あるので、この流れの中で一度ご紹介するつもりでいます。
乞うご期待!
●ブラザース・フォー/ THE BROTHERS FOUR
ワシントン大学の学生4人が1958年に結成したフォーク・グループ。
翌年1959年コロムビア・レコードからのデビュー・シングル「グリーンフィールズ」が大ヒット。
その後も「遙かなるアラモ」、「7つの水仙」等が連続ヒットし、アメリカンフォークの代名詞として世界的なトップグループに。
キングストン・トリオやPP&Mとともに、アメリカンフォーク・ブームを確立。
この流れは、その後のジョーン・バエズやボブ・ディラン等へ続くムーブメントを導いた。
日本へは1962年の初来日以来ほぼ毎年ツアーを行い、日本のキャンパス・フォークからカレッジ・ポップスの創生に大きな影響をあたえました。
若い方にも是非一度は聞いて欲しいグループですよ!!
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