金沢文庫から京浜富岡に引越したのが1962年。
社員寮から一戸建ての家になり、次兄と同室とはいえ、あの夢にまで見たアメリカのホームドラマのような子供部屋。
もう、有頂天の大はしゃぎ、頭の中は完璧なアメリカン!
次兄と同室だが、2段ベットの上段は誰にも邪魔をされない自分だけの世界。
学校から帰宅すると直ベットへ・・・・。
そこで本を読んだりイヤフォーンでラジオを聴いたり・・・・で、完璧なラジオっ子が誕生したわけです。
学校から帰宅して直にベットに寝転がり、漫画や本を読みながらラジオを聞きだす。
この当時、洋楽のベスト10番組が週3本ぐらいあってね、ベスト10の曲目をすべて生徒手帳の白紙ページに記入していました。
でもね、この生徒手帳を就職後、転勤時に紛失してしまいましてね・・・・、残っていたら、当時の思い出がいっぱい詰まっていたのにね・・・・、残念、残念です。
ラジオから流れてくる曲の常連さんといえば、プレスリー、リッキー・ネルソン、ポール・アンカ、ニール・セダカ、コニー・フランシス‥等。
特に好きだったのが、キングストン・トリオの「トム・ドゥーリー」(1958年11月ビルボードNo.1記録)、プラターズの「煙が目に染みる」(1959年2月ビルボードNo.1)・・・etc。
まだまだBeatlesは登場しません!!
●エルビス・プレスリー/Elvis Presley
ご存じ、キング・オブ・ロックンロール。
1956年に6枚目のシングル「Heartbreak Hotel」が全米1位を記録してから破竹の勢い。
今更説明するまでもないけど、1977年に死去するまでの21年間で、100位以内に146曲、40位以内に112曲、20位以内に72曲、10位以内に38曲がチャートインしているんです。
そしてNo.1ヒットは全18曲で、ビートルズに次ぐ歴代2位。
やっぱり、キング・オブ・ロックンロール。だよね!!
ロックン・ロール、リズム&ブルース、ゴスペル・ミュージックの3部門で殿堂入りした初のアーティスト。
●ポール・アンカ/Paul Anka
1957年にデビュー曲「Diana/ダイアナ」がビルボードNo.1位を獲得。
この曲、日本ではチャコさんでも有名ですよね!
カラオケで女性に嫌われているNo.1曲 フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」は、彼の作詞・作曲でもあります。
●Neil Sedaka
彼も作詞・作曲家としてとても有名。
1958年にコニー・フランシスのために作った「間抜けなキューピッド」で注目を浴び、「恋の片道切符」、「おお!キャロル」、「カレンダー・ガール」、「すてきな16才」、「悲しき慕情」などが次々に大ヒット。
ポール・アンカと並ぶ全米のトップアイドルでした。
僕らの年代が大好きな曲の一つ「ライオンは寝ている」は、トーケンズというポップ・グループの曲なんだけど、このグループ、実はニール・セダカが高校時代に結成したんですって!!
知ってました?
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