17日(土)の朝刊を見てビックリです。
戦後日本の最大の思想家といわれている吉本隆明がお亡くなりになりましたね。
本名は“たかあき”と言うんだけど、通り名は“りゅうめい”。
そう、“よしもとばなな”のお父さん。
隆明は、日本の思想家としても詩人としても有名で、特に幻想としての国家の成立を描いた国家論~「共同幻想論(1968年刊行)」は、当時教条主義と化したマルクス・レーニン主義から脱却を求めていた全共闘世代に強い影響を与え、熱狂的な支持を得ました。
70年前後の学生にはバイブルのような本。
もう、本当に懐かしい話ですがね・・・。
小生も社会人になり、日常に忙殺されいつの間にか隆明の本から遠ざかり、名前すらも頭の片隅に追いやってしまった。
たまに本屋さんで隆明の新刊本を見つけると、「頑張ってるな~」と思いつつも手に取ることもしなかった。
若かりし頃、影響を受けた作家の一人であるのに、恥ずかしい限りです。
その隆明が16日に東京都内の病院で亡くなられました。
享年87歳。
心より合掌!
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