“母の味” の代表格が、味噌汁や漬物。
小生の亡き母も結構まめに漬物を作っていました。
ラッキョウや梅干、キャベツ、ナス、キュウリ等の糠漬け、冬になると白菜漬け等、季節ごとに僕らを楽しませてくれました。
特に好きだったのが、ラッキョウ漬けの初期段階の「塩ラッキョウ」、梅干、キャベツの古漬け。
もう、これさえあれば白いご飯が軽~く2杯はいける。
先日、義兄の法事で一度は食してみたかった紀州の豪華な梅をいただきました。
紀州の梅と言えば、梅の中の王様。
夢にまで見た紀州梅を漬けた最高級の梅干食べられるなんて、最高!!
喜々として包装紙を破ると箱には“はちみつ梅(写真)” とある。
「はちみつ?そうか、昨今の減塩ブームが反映されているのか。ま~しょうがないか!」と、考えつつ箱を開けてみると、ビックリ!!
梅の実が一つ一つきれいに梱包され、鎮座ましましている。
その数、24粒。
さすが、紀州の梅、凄い!!
商品説明書によると、〈紀州・梅の細川家が採れたての梅を」更に厳選し、特別仕込みで漬けあげた「村の梅」〉とか。
一粒がとにかくデカイ!・・・、縦横各4~5㎝はありそう!
さっすがだな~、梅を売り物にしている紀州だけある!!と、独り言を呟きながら、おもむろに口へ・・・・・。
ウン? ウン??・・・・・。
ナッ、ナッ、何だ、これは?
ウ~ン、梅干じゃない!!
けど、けど美味い、とにかく美味い!!
梅干を食べたつもりだったが、梅の味をした極上のスイーツ!!
本当に美味しい梅味のスイーツでした。
それにしても、昨今の減塩傾向は、いかがなものかな~?
もう、母が作ったような塩辛い昔ながらの梅干、古漬けのキャベツの千切りやナス・キュウリで白いご飯は・・・・・・、夢だろうか??
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