引き続き、ハード&ヘビメタです。
今回は、ヘビメタの重鎮Judas Priest。
彼らの結成は結構古く、1969年となります。
この1970年前後のロックシーンは、最高!!
だって、ツェッペリン、パープル、グランド・ファンク、ユーライア・ヒープ、CCR、サンタナ、シカゴ、チェイス、BST、ピンク・フロイド・・・・、もう超有名どころが大活躍した「王道ロック」黄金期だったんですからね!!
Judas Priestも同時期に結成されていますが、当初は単なるハード・ロック・バンドでほとんど目立たない存在。
でも彼らは、暗中模索、試行錯誤の末、ヘビメタにたどり着いたんですね~。
「メタル・ゴッド」という愛称で、現在まで続くヘヴィ・メタルの様式を確立した立役者となり、現在でもシーンの尊敬を集める重鎮となったんですから凄い!!
当店所有のレコードを紹介しますね。
● 「Rocka Rolla / 邦題:ロッカ・ローラ」
1974年発表の1stアルバム。
当然、メタル・ゴッドの輝きは無いけど、70年代中期のよく出来たハード・ロックとして味のあるアルバム。
ヘビメタが大好きな方達は「最悪のアルバム」っていうけど、このアルバム無にはJudas Priestは語れませんよ。
何といっても彼らの原点なんだからね!
1stアルバムからUSAを意識していたんですね。
米帝国主義の象徴「CocaCola」を捩ったジャケットなんだから!!
● 「Sad Wings of Destiny / 邦題:運命の翼」
1976年発表の2ndアルバム。
前作同様チャート・インはしていないけど、8分近くの大作「生け贄」など、プログレの要素を取り入れた曲が多く、個人的には好きなアルバム。
他のヘビメタ・バンドも取り上げているそうですね。
● 「Killing Machine / 邦題:殺人機械」
1978年発表の5thアルバム。
従来のサウンドに力強さが加味され、一段と逞しくなったアルバム。
シングル・カットされた「邪悪のファンタジー」がヒットし、UKで32位、USAで128位を記録。
彼らにとって初のゴールド・ディスクとなりました。
ステージや装やサウンド……へヴ・メタの方向性を示唆し、メタル・ゴッドの地位を確立したアルバム。
● 「British Steel / 邦題:ブリティッシュ・スティール」
1980年発表の6thアルバム。
シングル・カットされた「リヴィング・アフター・ミッドナイト」UK12位、「ブレイキング・ザ・ロウ」同12位、「ユナイテッド」同26位になり、アルバムもUKで4位、USAで34位を記録。
80年代メタルの代表作。
● 「Screaming for Vengeance / 邦題:復讐の叫び」
1982年発表の10枚目のアルバム。(スタジオ・アルバムでは8枚目)
UKアルバムチャートで11位、念願のUSA・Billboard Hot 100で17位を記録。
念願の全米制覇を成し遂げたHR/HM史上に燦然と輝く歴史的名盤。
上記5枚の他にBest盤が1枚ありますよ!!
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