現在、TVでサントリー烏龍茶のCM-songで懐かしいフランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」が流れていますね。
この曲がヒットしたのが1965年。
徒然なるままに当時を振り返ってみると、60年代初頭は音楽的にとても面白い時代なんです。
洋楽に目覚めラジオを聴き始めた1962年ごろ~ビートルズが日本に入ってくる前~の音楽状況は、当時の感覚でUSA:UK=7:3ぐらいだったろうか・・・・?
UKでは、クリフ・リチャードと彼のバックバンドでハンク・マービン率いるシャドウズ、UKのプレスリーと言われたトム・ジョーンズ、映画「大脱走」でも有名な俳優ジョン・レイトンなど・・・。
USAではヴェンチャーズ(これは外せません!!)、サーファリーズ等のインスト系により第1次エレキブームが起こり、日本全国が「テケ・テケ・・・・!!」。
その他にフォー・シーズンズ、ビーチボーイズ、ジョニー・シンバル、ジョニー・ティロットソン、コニー・フランシス、ポール・アンカ、ニール・セダカ・・・・他イッパイ!
そこに突如参入してきたのが、ヨーロッパ組。
USA ,UKに混じってヨーロッパ系の音楽が頻繁に流れ、「サンレモ音楽祭・フレンチ・ポップス」なる言葉が大流行!!
イタリア系では、ジリオラ・チンクェッティ「夢みる想い(1964年、サンレモ音楽祭優勝曲)」、「愛は限りなく(1966年、2度目の優勝曲)」、「雨(1969年)」やニニ・ロッソ「夜空のトランペット」、ボビー・ソロ「ほほにかかる涙」、その他にミルバ、ウィルマー・ゴイクなど・・・。
フレンチ・ポップスでは、フランス・ギャル、シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ(1964年)」、「悲しみの兵士」、「あなたのとりこ」など・・・。
「あなたにとりこ」は映画「ウォーターボーイズ」の挿入歌やSuntory緑水、ANA新羽田ターミナル、KIRINリキュール等のTV・CMに使用されています。
その他にダイエル・ビダル、ミッシェル・ポルナレフ、サルヴァトーレ・アダモなどが日本のヒットパレードを賑わしていました。
イタリア系、フランス系の女性歌手はとてもかわいい娘が多く、当時どれだけ憧れたことか!!
サントリー烏龍茶のCM-songを聴きながら、当時ビートルズ、キンクス、デイブ・クラーク5、サイモン&ガーファンクル等のポスターに混じって貼ったあったフランス・ギャルやシルビー・ヴァルタン等のポスターが貼ってあった自分の部屋を思い出しました。
懐かしいね~~!!
サンレモ音楽祭やフレンチ・ポップスのレコードもかけていますよ~!!
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