先日の朝日新聞「天声人語」にシェイクスピアの『「今が最悪」と言える間は、最悪ではない。(出典:リア王)』が引用されていましたね。
それを読みながら、つい昔を思い出してしまいました。
1980年ごろだったと思うけど、社内で孤立してしまったことがありまして・・・、
マァ~後日冷静になって考えてみれば、自分の撒いた種だったのですが・・・・。
で、その当時、出社しながらも時間はありましたので、新潮社から出版されているシェイクスピアの全文庫本を購入し読破。
どの本にも素晴らしい言葉が散りばめられているんですが・・・??
でも、人間とはかくも弱きものか!!
あの時の痛みを忘れ、同じ過ちを繰り返し、いろいろな人間・組織‥等と対立・・そして葛藤!!
気が付いたら定年。
「してしまったことは元には戻らない(出典:マクベス)」し、『「今が最悪」と言える間は、最悪ではない。(出典:リア王)』と、前向きに仕事をやり人間関係の修復に・・。
でも周囲の冷たい目を見て「人の傷を笑うのは、傷の痛みを感じたことのないやつだ(出典:ロミオとジュリエット)」と秘かに思いながらも姿勢は「誰の言葉にも耳を傾けよ。(でも)口は誰のためにも開くな(出典:ハムレット)」と自戒。
「慢心は人間の最大の敵だ(出典:マクベス)」と自分に言い聞かせ、議論・喧嘩はしまいと決めたにもかかわらず気づいた時には巻き込まれ、「気をつけろ、喧嘩には。だが、いったん巻き込まれたら、相手がお前を警戒するようになるまでやれ(出典:ハムレット)」が、とことんやりすぎて警戒どころか更に孤立無援・・・。
この繰り返しで気が付けば定年。
人間、否自分はこんな状態で死を迎えるんだな~。
その時は「終わり良ければ、すべて良し」と言えるのだろうか???
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