今回の東日本大震災の際に自宅の本棚がすべて倒れてしまい散々だったけど、嬉しいこともありましたよ。
散乱した本を片付けていると、「ア~、こんな本読んでたな~!」、「この本、ズ~と探していたのにこんなところにあった!!」、「アレッ、ラッキー!!千円札が挟まっていた」など、いろいろなドラマが・・・。
そんな散乱した本の中から石ノ森章太郎の「章説 トキワ荘の春」を見つけました。
この本、久々のご対面。嬉しかったね~!
漫画好きなら「トキワ荘」を知らない人はいないよね。
そう、「漫画界の聖地」、「漫画界の梁山泊」等と言われ、巨匠といわれたあの有名な漫画家達が若い頃住んでいた有名なアパート。
で、この本、石ノ森章太郎が上京後、一時暮らしていたトキワ荘での青春の想い出を綴った自伝的エッセイです。
石ノ森章太郎との出会いは、学生時代の1970年ごろに単行本で読んだ「サイボーグ009」。
当時のペンネームは、石森章太郎。
この「~009」は、核戦争の恐怖とそれを生んだ人間の欲望が描いた作品で、今回の震災による福島第一原発にも絡んできますよね。
そういえば確か石ノ森章太郎先生は宮城県生まれだったよな~!
先生の自伝的エッセイ「章説 トキワ荘の春」が、今回の大震災で本棚の奥の方から出てきたのは何かの縁だと思い、今回の「この一冊」で取り上げてみましたので詳細は「この一冊」を読んでくださいね!
当時、009の島村ジョーがかっこよくって、彼の髪型に憧れたな~!
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