「東北関東大地震」の被災者の方々に心よりお悔み・お見舞い申し上げます。
さて、久々に「この一冊」の紹介です。
学生の頃、友人と新宿の紀伊国屋に寄ったとき、ふと目に留まったのが「夕日と拳銃」。
その本を手に取った途端、「若い頃、満州馬賊に憧れてな、一度は満州に行ってみたかったよ」という父の言葉を思い出し、「一度読んでみよう」と購入。
帰りの電車の中で読み初めたらもういけません。
止らなくなってしまい、その夜は寝ずに読破してしまった。
「夕日と拳銃」の作者は、最後の無頼派と言われた檀一雄。
満蒙独立という壮大な夢とロマンを追い求め、満州の荒野を駆けめぐり燃え尽きた男、伊達麟之助の生涯を描いた壮絶な一代記です。
主人公 伊達麟之助は、実在の日本人馬賊なんです。
あの有名な武将伊達政宗の末裔 伊達 順之助をモデルに描いています。
各方面から大絶賛された名作で映画やテレビドラマにもなりました。
血湧き肉踊り、すれ違いにイライラ・ハラハラ・・・・涙涙の長編小説「夕日と拳銃」最高に面白いですよ!!
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