いや~、遂に最後まで付き合ってしまったな~。
本当に長~いお付き合いでしたが、やっと読破。
北方謙三の「水滸伝」全19巻とその続編「楊令伝」全15巻。
「水滸伝」の第1巻が発売された2000年10月30日から「楊令伝」15巻が発売された2010年10月30日・・・丸10年。
一つのタイトルでこんなに長く付き合ったのは初めてです。
どうしても手を出してしまうような好きなタイトル、題材があるよね。
「水滸伝」もその一つ。
梁山泊、九紋竜史進、豹子頭林沖、一丈青扈三娘、・・・もう、これだけで血が騒ぎ出します。
「水滸伝」は、中国明代に書かれた「中国四大奇書」の一つで、「水のほとりの物語」。
その本拠地が、梁山泊。
その梁山泊に中国全土から様々な事情で世間からはじき出された好漢(英雄)が終結し、悪徳官吏を打倒し、国を救うため戦っていく物語。
昔、横山光輝の漫画から入り、吉川英治や柴田錬三郎の水滸伝を読み、今回の北方水滸伝。
最初は「あのハードボイルドの北方が水滸伝?」とバカにしていたんだけど、本屋に行くたびに見ていたらどうしても欲しくなり買ってしまった。
それから10年・・・、北方水滸伝はバカにできません。
トータルでとても面白い本で、結局、続編まで読んでしまったんですから・・・!
近々、「この一冊」でも紹介するつもりです。
コメントをお書きください