ブログ消失事件等で遅れに遅れた「この一冊」。
やっとご紹介できるようになりました。
今回は白土三平先生です。
白土三平といえば、忍者ものが有名だよね。
僕も学生時代、ものすごく熱中しちゃって、片端から読み漁りました。
「忍者武芸帳」「サスケ」「ワタリ」「カムイ伝」「カムイ外伝」「忍法秘話」「狼小僧」「真田剣流」等など・・・ほとんどの白土漫画を持ってます。
今でも疲れた時には本箱から引っ張り出して読むことがあります。
何回読んでも飽きないのが白土ワールド。
でも、本日ご紹介するのは忍法モノではなく、先生のもう一つのライフワークとなっている「自然」を相手にした白土流民俗学といっても過言ではない「野外手帳」と「カムイの食卓」です。
白土三平は漫画家だけど、“アウトドアーの達人”というもう一つの顔を持っています。
でも、先生のアウトドアーは、生半可なモノじゃない。
流行りのオートキャンプ場に行き、好きな飲食物でヴァイキング・宿泊というような甘いもんじゃない。
千葉の房総半島の漁村に住み、農業、漁業というよりも狩猟民族のように、まさに自然の恵みを採取し半自給自足の生活なんですから・・・・。
その半自給自足食生活の記録を小学館発行の「BE-PAL」と同じく小学館「ラピタ」に連載されたエッセイをまとめたのが、「白土三平 野外手帳」であり、白土三平の好奇心1 『カムイの食卓』」です。。
この「白土三平の好奇心」はもう一冊あり「三平の食堂」も発行されているのですが、僕はまだ未読です。
僕は釣りが好きで、釣った魚を三枚におろしたり、いろいろと調理するけど、白土先生のように半自給自足の生活は無理!!
でも、でもこの2冊は本当に面白いよ!!
食べるものが何も無くなり、“いざという時”には非常に役にたつこと間違いなしのサバイバル本として読んでも面白いで~す!!
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