過去のブログで悪戦苦闘していますが、いまだに解決できずに泣きそうです・・・・。
でも、9月分は大丈夫なので気を取り直して、ジーン・ピットニーをご紹介しますね。
●ジーン・ピットニー/Gene Francis Alan Pitney
先日のデル・シャノンのところで若干触れた飯田久彦のルイジアナ・ママ。
この曲の原曲が、ジーン・ピットニー。
ジーン・ピットニーとポール・アンカ、ニール・セダカで「オールディーズ御三家」というらしい。
日本にも御三家がいたね。
西郷、橋、舟木の御三家、西城、野口、郷の新御三家・・・・どうでもいいか!
中尾ミエ、園まり、伊東ゆかりの三人娘・・・これもどうでもいいか!
で、ジーン・ピットニーなんですが、日本ではルイジアナ・ママ以外あまり知られていないけど、米国・英国では大スターなんです。
「ルイジアナ~」以外のヒット曲は、・・・・
・ ジョン・ウエイン、ジェームス・ステュアート(懐かしいね~!)の西部劇「He Man Who Shot Liberty Valance/邦題:リバティ・バランスを射った男」が全米4位
・ カーク・ダグラス主演のサスペンス映画「Town Without Pity/邦題:非情の町」が全米13位
・ 中東の雰囲気を醸しだしている「Macca/邦題:メッカ」が全米12位
・ 「Half Heaven-Half Heartache/邦題:恋は1/2」が全米12位
・ 「Only Love Can Break A Heart/邦題:恋の痛手」が全米2位
因みに、「Macca/邦題:メッカ」は、日本では克己茂が歌い40万枚の大ヒット。
「非情の町」は、ストレイ・キャッツもカヴァーしていましたよね。
もう一つ聞いた話では、1984年グラミー賞に輝いたThe Policeの「Every Breath You Take」はジーン・ピットニーの「Every Breath I Take」を基に作ったそうです。
ジーン・ピットニーは、アーチストとしてだけじゃなく作曲家としも大成功を収めています。
例えば、1961年Ricky Nelson(リッキー・ネルソン)が歌って全米No.1に輝いた「Hello Mary Lou(ハロー・メリールー)」やロイ・オービソンの 「 Today's Teardrop ( 今宵のなみだ )」、ボビー・ヴィーの 「 Rubber Ball 」、クリスタルズの「 He's a Rebel 」等のヒット曲をつくりました。
1964年以降、ビートルズを中心とするロックの新勢力に押され、彼は低迷するんだけど、 1989年にマーク・アーモンドとのデュオで1967年の自身のヒット曲「Something's Gotten Hold Of My Heart」が、英国チャートで1位を獲得。
その後も現役として活躍していましたが、2006年4月5日 イギリスでのツアー中にお亡くなりになったそうです。
享年65歳。
確かにジーン・ピットニーは、アメリカン・ポップスの全盛期を支えたアーチストの一人ですよね。
改めて、合掌!!
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