サム・クックがゴスペルの世界からメジャーになったのは、1960年前後だったと思います。
その頃の僕はまだ中学1年ぐらい。
小学5年生ぐらいから僕は、もう洋楽漬け!
兄が帰省の際に持ってきたカントリー、ハワイアンやプレスリー、ポール・アンカ、ニール・セダカ、パット・ブーン・・・・。
ラジオからビーチ・ボーイズ、フォー・シーズンズやビートルズ、ローリング・ストーンズを始めとするリバプール・サウンドを深夜まで・・
これじゃ、勉強できなかったのは当然ですよね!
こんな調子でモータウン以外は白人のロックばかり追いかけえいたので、サム・クック等は聴く暇が無かった?!
で、初めて彼を聞いたのが20歳を過ぎてから・・・。
もっと早く聴いとけばよかった・・・後悔先に立たず!!
さて、サム・クックですが、ゴスペルの世界からソロに転向し1957年に「You Send Me」を発表。
この曲、いきなりR&B、Popの両チャートの全米No.1に輝いてしまう。
その後、「Only Sixteen(59年)」や「Wonderful World(60年)」、「Teenage Sonata(60年)」などのヒットを飛ばします。
61年に発表した「Cupid」は、R&BチャートでNo.1に輝きました。
61年っていうと、前述の通り僕は中学1年ですよ。リアルタイムで聴けるわけが無いよね。
1962年に発表されポップス部門13位、R&B部門2位を記録した『Bring It On Home To Me』は、アニマルズやジョン・レノンもカバーしヒットしましたよね。
で、彼は1964年12月11日、ロスアンジェルスの宿泊先でモーテルの女性オーナーに射殺されるという悲劇的な最後を遂げてしまう。
享年33歳。
ブルースやゴスペルが中心だった黒人音楽に新風を吹き込みソウル・R&B にまで高めたサム・クックの功績は大きいよね。
でも、でも・・・天才は早死にしちゃうね!
僕は、長生きかも・・・?
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