●YES
Chris Squire/クリス・スクワイア 死去!!
大好きなプログレバンドの一つ~YESのベーシストChris Squireが2015年6月27日に急性骨髄性白血病にてお亡くなりになりました。
享年67歳。
YESは、メンバー・チェンジの激しいバンドでしたが、1968年の結成時から唯一YESに在籍し続けていたオリジナル・メンバーです。
YESの良い時も悪いときも・・・、YESの全てを知っているChris Squire・・・・。
本当に残念です。
YESの「Fragile/邦題:こわれもの 」、「Close to the Edge/邦題:危機 」、「YES SONG」が大好きでね・・・。
1988年の東京・国立代々木競技場と1992年の東京・日本武道館でのLIVEを観ています。
オリジナル・メンバーでの来日を期待していたのですが・・・・・、これで叶わず・・・・・。
お疲れ様でした。
心からご冥福をお祈りいたします。
合掌!!
●「The Yes Album/邦題:イエス・サード・アルバム」
1971年発表
ギターが、ピーター・バンクスからスティーヴ・ハウに交代した3rdアルバム。
収録曲は、LIVEでも演奏され続けている曲ばかりでスティーヴ・ハウの才能が爆発したようなアルバム。
UKアルバムチャートで7 位・USAビルボード・アルバムチャートで40位を記録。
Jon Anderson (Vo)
Chris Squire (B, Vo)
Tony Kaye (Org, P)
Bill Bruford (Ds)
Steve Howe (G)
● 「Fragile/邦題:こわれもの 」
1971年発表
名盤特集には、必ず入ってくるアルバム。
Jon Anderson (Vo)
Chris Squire (B, Vo)
Tony Kaye (Org, P)
Bill Bruford (Ds)
Steve Howe (G)
Rich Wakeman(Ky)
TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の後テーマ曲に「Roundabout/ラウンド・アバウト」が使用されてから、20代・30代のお客様からもリクエストが多いアルバムです。
UKアルバムチャートで7位、 USAビルボード・アルバムチャートで4位を記録。
● 「Close to the Edge/邦題:危機 」
1972年発表
メンバーは前作と同じ。
前作同様、名盤特集に入るアルバム。
このアルバムのレコーディング終了後、ビル・ブラッフォードはキング・クリムゾンに移籍。
後任としてジョン・レノンのプラスティック・オノ・バンドなどのセッションで活動していたアラン・ホワイトが加入。
UK アルバムチャートで4位、 USAビルボード・アルバムチャートで3位を記録。
● 「Yessing’s/邦題:イエスソングス 」
1973年発表
1972年7月から4回にわたって実施されたアメリカ・ツアーをまとめた3枚組LIVE盤。
ドラムのほとんどをアラン・ホワイトが担当ですが、「遥かなる思い出〜ザ・フィッシュ」や、ドラム・ソロが含む「パーペチュアル・チェンジ」はビル・ブルーフォードのドラムスによる演奏が使用されています。
オープニングのストラヴィンスキー「火の鳥」から突然「Siberian Khatru」に入り、続けて「Heart Of The Sunrise」に・・・・。
もう~、鳥肌もんです・・・。
LIVE名盤のトップクラスといわれています。
UKアルバムチャートで7 位、USAビルボード・アルバムチャートで12位を記録。
● 「Tales from Topographic Oceans/邦題:海洋地形学の物語 」
1973年発表
Voのジョン・アンダーソンが読んでいたヒンドゥー教僧侶の著書に影響されて作られた作品といわれています。
2枚組のLPレコードで各面が1曲、計全4曲という大作。
1曲が長いのでお店ではなかなかかけられませんが、個人的には大好きなアルバムです。
Jon Anderson (Vo)
Chris Squire (B, Vo)
Tony Kaye (Org, P)
Steve Howe (G)
Rich Wakeman(Ky)
Alan White (Ds)
UKアルバムチャートでNo.1に輝きました。
USAビルボード・アルバムチャートで46位を記録。
● 「Going for the One/邦題:究極」
1977年発表
YES10枚目のアルバム。
Jon Anderson (Vo)
Chris Squire (B, Vo)
Steve Howe (G)
Rich Wakeman(Ky)
Alan White (Ds)
リック・ウェイクマンの復帰により、これまでの構築された楽曲にハードでダイナミックな要素を積極的に取り入れたYESにとってターニング・ポイントとなった作品。
最大の目玉は、20分超の大作Awaken。
前半の激しさ、中盤の静けさ・・・・・。
ジョンが弾くハープの音にリックのキーボードが絡み、とても美しい曲となっています。
UKアルバムチャートでNo.1を獲得。
USAビルボード・アルバムチャートで8位を記録。
●「Tormato/邦題:トーマト 」
1978年発表
このアルバムは、問題作。
と言うのも、従来のプログレを離脱し、パンク・ムーヴメントへ殴り込みをかけたストレートな曲で占められた作品だから・・・。
クジラの捕鯨問題やUFOの到来など、より直接的になった歌詞となっています。
それ故、これまでのYESファンが離れてしまい、良い意味でも悪い意味でもバンドに変革をもたらせた作品。
しかし、セールス的にはプラチナディスクを獲得するほど売れました。
Jon Anderson (Vo)
Chris Squire (B, Vo)
Steve Howe (G)
Rich Wakeman(Ky)
Alan White (Ds)
UKアルバムチャートで8位を記録、USAビルボード・アルバムチャートで10位を記録。
● 「Drama/邦題:ドラマ」
1980年発表
「トーマト」発表後の結成10周年記念ツアー終了後、ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが脱退。
そこでYESと同じマネージメントに所属していたBuggles/バグルスのメンバーを吸収。
Buggles/バグルスは知ってますよね!
1979年にデビュー曲「Video Killed The Radio Star/邦題:ラジオ・スターの悲劇」が全英1位の大ヒットを記録したバンド。
クリス・スクワイア、スティーヴ・ハウ、アラン・ホワイトに加えトレヴァー・ホーン (ボーカル)、ジェフ・ダウンズ (キーボード) で「Drama」を発表。
「Drama」は、UKアルバムチャートで2位を記録、USAビルボード・アルバムチャートで18位を記録。
しかし、このアルバムを引っさげてのアメリカとヨーロッパでツアーは失敗し、ツアー後YESは活動を停止してしまいます。
因みに、活動停止後、スティーヴ・ハウとジェフ・ダウンズはAsiaを結成。
Asiaも知ってますよね!
メンバーは、元キングクリムゾン・ロキシーミュージック・U.K等のジョン・ウェットン、元ELPのカール・パーマー、それにYESからスティーヴ・ハウとジェフ・ダウンズが参加。
1982年の1stアルバム「Asia/邦題:詠時感〜時へのロマン」は9週間全米NO.1となり、全世界で1500万枚以上のセールスを達成。
シングル・カットされた「Heat Of the Moment」は、全米ロックチャート1位、全米ポップチャートでも4位を記録。
● 「90125/邦題:ロンリー・ハート」
1983年、南アフリカ共和国出身のハードロック・バンドRabbitt/ラビットに在籍していたTrevor Rabin/トレヴァー・ラビンを加えYESは再結成。
再結成時のメンバーは、スクワイア、ホワイト、ラビン、ケイ、アンダーソン。
原題の「90125」という数字は、ただの発売当時のレコードの品番で、深い意味はないそうですが、解散していたイエスの再結成アルバムとして話題になりました。
アルバムからシングル・カットされた「Owner of a Lonely Heart/邦題:ロンリー・ハート 」は、USAアメリカをはじめ多くの国で1位を獲得。
現在のところイエス唯一の全米Billboard Hot 100における1位獲得作品です。
日本でも日産・バサラ、三洋電機(パナソニック)eneloop、UCC上島珈琲「クリア」等のCMに使用されたりして大ヒットしましたよね。
このアルバムは、「80's Rock / Popsの名盤」、"Owner of a Lonely Heart"は、80'sを代表する1曲と言われています。
UKアルバムチャートで16位を記録、USAビルボード・アルバムチャートで5位を記録。
因みに、当店にはRabbitt/ラビットのアルバムもありますよ!!
● 「BBCセッション1969-1970 サムシングズ・カミング」
1997年発表
初期イエスの魅力を探る貴重な一枚。
イエスの第1期のラインナップである69~70年の2年間、つまり「Yes/邦題:1stアルバム」から「Time And A Word/邦題:時間と言葉」までのオリジナル・メンバー編成による英国BBC放送に残された音源を集めたライヴ・セッション集。
監修は初代ギタリストのピーター・バンクス。
バンクスの荒々しさが魅力のギター・プレイと初期のイエスの魅力の一つである元曲を逸脱したカヴァー曲のアレンジを存分に楽しめます。
Jon Anderson (Vo)
Chris Squire (B, Vo)
Peter Banks (G)
Tony Kaye (Org, P)
Bill Bruford (Ds)