Van Halen
●1stアルバム「Van Halen/邦題:炎の導火線」
1978年発売。
シングルカットされた「You Really Got Me」は全米36位、セカンド・シングル「Runnin' with the Devil/邦題:悪魔のハイウェイ」は84位を記録。
アルバムは、全米19位、カナダで18位、イギリスで34位、日本で44位を記録。
現在もなお売れており1,000万枚以上になっているとか。
A面2曲目の「Eruption/暗闇の爆撃」は、2009年『Guitar World』誌選出50グレイテスト・ギター・ソロで2位に。
このEruptionからYou Really Got Meの流れが大好きです。
「ローリング・ストーン」誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」で415位、「オールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100」に於いて27位にランクイン。
《参加ミュージシャン》
・デイヴィッド・リー・ロス:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
●2ndアルバム「Van Halen II/邦題:伝説の爆撃機」
1979年発表。
シングル「Dance The Night Away/邦題:踊り明かそう」が全米15位、「Beautiful Girls」が全米84位を記録。
アルバムは、全米最高位6位、カナダで15位、イギリスで23位、日本で30位を記録。
《参加ミュージシャン》
・デイヴィッド・リー・ロス:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
●3rdアルバム「Women And Children First/邦題:暗黒の掟」
1980年発表。
シングル「And the Cradle Will Rock/邦題:ロックン・ロール・ベイビー」が全米55位を記録。
アルバムは、全米最高位6位、カナダで12位、イギリスで15位、日本で25位を記録。
全曲オリジナル曲でallmusic.comでは「純然たるパーティー・アルバムだった前2作から、成熟、または幾分シリアスな方向へ必然的に変化した」と評されています。
《参加ミュージシャン》
・デイヴィッド・リー・ロス:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
●4thアルバム「Fair Warning/邦題:戒厳令」
1981年発表。
シングルカットされた「Mean Street」がビルボード・メインストリーム・ロック・チャート12位、「Push Comes to Shove」が同29位、「Unchained」が同13位を記録。
アルバムは、全米5位、カナダで11位、イギリスで49位、日本では61位となった。
「Mean Street」のイントロでは、スラップ奏法とタッピング奏法を複合したギター・テクニックが披露。
・デイヴィッド・リー・ロス:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
●5thアルバム「Diver Down」
1982年発表。
12曲中5曲がカヴァー。
「Where Have All the Good Times Gone!」は、Kinksのカヴァー。
「(Oh) Pretty Woman」は、Roy OrbisonのNo.1曲をカヴァー。
「Dancing in the Street」は、マーサ&ザ・ヴァンデラスが1964年に全米2位にとなった曲のカヴァー。
この曲は、ミック・ジャガーとデビット・ボーイもカヴァーしています。
「Big Bad Bill」は、1924年に作られたスタンダード・ナンバー。
「Happy Trails」は、テレビ番組『The Roy Rogers Show』のエンディング・テーマ曲。
先行シングル「(Oh) Pretty Woman」は全米12位、メインストリーム・ロック・チャートでは1位を獲得。
第2弾シングル「Dancing in the Street」は全米38位、メインストリーム・ロック・チャートでは3位。
更に「シークレット」「リトル・ギター」「ザ・フル・バグ」「グッド・タイムズ」もメインストリーム・ロック・チャートにチャート・インしています。
アルバムは、全米で3位、カナダで5位、日本で22位、イギリスで36位を記録。
・デイヴィッド・リー・ロス:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
ゲスト・ミュージシャンとして父親のヤン・ヴァン・ヘイレン が クラリネットで参加。
●6thアルバム「1984」
1984年発表。
シングルカットされた「Jump」は5週連続1位を記録。
その他にも「Panama」は全米13位、「I'll Wait」も13位、「Hot for Teacherホット・フォー・ティーチャー」も全米56位を記録。
アルバムは、全米2位、カナダでは1位、日本で4位、イギリスで15位となりました。
ちなみにその当時の1位は、エディが「今夜はビート・イット」にギタリストとして参加していたマイケル・ジャクソンの「スリラー」・・・・、何とマ~ッ!
・デイヴィッド・リー・ロス:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
デイヴィッド・リー・ロスこの後、脱退。
その後釜として、元MontroseのSammy Hagarが入ります。
●7thアルバム「5150」
1986年発表のアルバム
元MontroseのSammy Hagarが入った新生ヴァンヘイレンで、初めて全米1位を獲得したアルバム。
シングルカットされた「Why Can't This Be Love」が全米3位の大ヒット。
更に「Dreams」が全米22位、「Love Walks In」も全米22位を記録。
「Best of Both Worlds」は、ビルボード・メインストリーム・ロック・チャート12位、「Summer Nights」もメインストリーム・ロック・チャート33位を記録。
アルバムは全米1位、カナダで2位、日本で4位、イギリスで16位となりました。
因みに、アルバムタイトルの「5150」は"fifty-one-fifty"と発音され、自己または他者に傷害を与える恐れのある精神障害者の措置入院手続きを定めたカリフォルニア州法から来るポリスコード(警察関係者による隠語)だそうです。
《参加ミュージシャン》
・サミー・ヘイガー:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
1988年発表。
本作からシングル・カットされた楽曲のうち、「When It's Love」は全米5位、ビルボードのメインストリーム・ロック・チャートでは1位という大ヒット。
アルバムは、ヴァン・ヘイレンにとって2作目となるBillboard 200の1位獲得。
カナダでも1位を記録。
その他日本で7位、イギリスで16位を記録。
エディのギターとサミーのボーカルが衝突する緊張感のある曲が多く、個人的には好きなアルバムです。
アルバム・タイトル「OU812」は「Oh, you ate one, too(ああ、お前も同じものを食ったのか)」をもじったもので、デイヴィッド・リー・ロスのアルバム「Eat 'Em and Smile/奴らを食って笑え」に対する返答とか。
《参加ミュージシャン》
・サミー・ヘイガー:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
●9thアルバム「For Unlawful Carnal Knowledge /F@U#C%K」
1991年発表。
Billboard 200で初登場1位を獲得。
また、グラミー賞ベスト・ハード・ロック・パフォーマンス部門を受賞、ヴァン・ヘイレン初のグラミー受賞。
その他、カナダで4位、日本で11位、イギリスで12位を記録。
《参加ミュージシャン》
・サミー・ヘイガー:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
●10thアルバム「Balance」
1995年発表。
第1弾シングル「"Can't Stop Lovin' You」は全米30位を記録。
アルバムはBillboard 200で1位を獲得。
カナダで2位、イギリスでは8位を記録。
ジャケットの結合双生児を模した画像は、デザイナーの発言により「人間心理の二面性を表現した作品」としましたが、日本では自主規制により同じモデルが一人で写っている画像に差し替えられています。
《参加ミュージシャン》
・サミー・ヘイガー:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・マイケル・アンソニー:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
・スティーヴ・ルカサー:バッキング・ボーカル
◆Van Halen「「Balance」
入手困難なアナログ盤。
発表されたのが1995年。
当時、日本国内ではアナログレコードの生産はされておらず、CDオンリーのはず。
当然アナログ盤は無いものと思っていましたが、今から約7年ほど前に同アルバムのアナログ盤があるのを知って、探しまくっていました。
しかし・・・、しかしですよ、嬉しいことにお客様が見つけてくださったんです。
早速、教えていただいた中古レコード店にTELで確認。
遂にGet、Get・・・・・・!!!
もう嬉しくって、嬉しくって・・・・・、抱いて寝ました。
同アルバムは、1995年発表の10枚目のアルバムでサミー・ヘイガー参加のラスト・アルバム。
ハードロックとポップスがバランスよく配置され、バンドの個性が際立つ1枚。
発売禁止ジャケットになったのは、日本盤のみ。
ジャケット・デザインは、合成写真による結合双生児を使用。
これは、人間心理の二面性を表現したようですが、日本盤では日本の自主規制により同じモデルが一人で写っている画像に差し替えられています。
でも、入手したのは洋盤なのでオリジナル通りのジャケット。
同アルバムは、USA.Billboardアルバムチャート200で初登場1位に輝きました。
その他、カナダでは2位に、イギリスでは8位を記録しVan Halenのアルバムとしては初のUKトップ10入りを果たしました。
シングルカットされた「Can't Stop Lovin' You」は、USA.Billboardシングルチャートで30位を記録。
この曲、本当に気持ちの良いハードでポップな曲。
大好きな曲です。
●12thアルバム「A Different Kind of Truth」
2012年発表のアルバム。
ボーカルがデーヴィッド・リー・ロスに、ベースはマイケル・アンソニーからウルフギャング・ヴァン・ヘイレンに交代しています。
2012年の日本LIVEようにアルバムを購入し準備万端で臨むつもりでしたが、エディが大腸憩室炎の緊急手術を受けて日本公演が延期。
残念ですが、2020年9月26日、初代ベースであるマークが癌と闘病の末逝去。
同年10月6日、エディが65歳で逝去。
僕等にとって2013年6月の日本公演がエディが観られる最期のLIVEになってしまいました。
アルバムは、全米ビルボード2位、全米ロックアルバム&ハードロックアルバム1位、全英6位、日本3位を記録。
《参加ミュージシャン》
・デイヴィッド・リー・ロス:ボーカル
・エドワード・ヴァン・ヘイレン:ギター
・ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン:ベース
・アレックス・ヴァン・ヘイレン:ドラムス
ありがとうエディ・・・。